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Channel: コロタマ エクスプレス! 黒い海からブリあげろ!!
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ゆく川の流れは… 無常あるいは無情orz

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いやー、やっぱり日本人はよく働きますw
せっかく帰国しても、ぼーっとしてたらなかなか釣りにも行けません。
基本的に土日が仕事であるワテクシ、平日ご一緒できる方は限られています。
しかも、4月は天候不順で雨ばかり。。。

それでも、ちょっとでもいいから竿が振りたくて、先週の金曜日に、なんとか早めに職場を脱出!
愛機ブタ鼻号は車検に出ていたので、かあちゃんのBbを借りて貝塚はTポートさんへ♪

「おおー、戻られましたか!」
と、健康ライフで劇痩せしたコワ顔店長さん。

「あ、じゃこさん、お久しぶりです、いらっしゃい!」
と、痩せた店長の分以上に巨大化した黒ちゃん。。。

じゃこび「なんか釣れてるとこは…」

店長「川っ、今は川ですっ、川しかないっ!」

ワテクシが言い終わる前に激しく川を推薦する店長w

まあ、そのつもりでベイトランナー持ってきてるんですケド(笑)

じゃこび「あのー、戻りカレーなんかは?」

店長「戻ってきてません!」

黒「もう終わったかもしれません…」

じゃこび「あ、終わったの、はやっ…」

ちうことで、ハネ用に青虫と、てぃぬ用にボケをちょっと買うて、コワいくらい速く走れるBbで爆走!!!













イメージ 1

ニベもあるかも、なんて甘い言葉につられて、またしてもやってきますた、この岸壁に♪

手前は改修したてのPGニューフェニックス390!

これが予想外によく飛びまして。。。

やはりこの時代のポリエステルロッドは、少々はたいてでも買う価値があります。

あ、53円だったか(笑)

奥の2本はNFTのパワーループアクシス25‐400、リールはすべてダイワのベイトランナー族です。

Tポート貝塚店の「ハネ大物賞」の現時点の2位が85㎝級で川の投げ釣りだそうで、「ほな、ぼくがメーターオーバーを釣ってきますわ!」

店長&黒ちゃん「…。」

みたいな掛け合いがあったので、タモまで組んで置いてあるでしょ(笑)

え、それで、なんか釣れたんかって?










失礼な、そりゃあ、川でボーズなんてありえないでしょ!










まー、びっくりするくらい渋かったですけどね。

21時前に、ぎゃおーーっとドラグがシャウトしますた!




うりあっ、ひさびさのジャパニーズハネはどないやーーーっ!

とばかりに大アワセを食らわせてやりますと、ぐぐぐっと手ごたえ!

よーっしゃ乗ったぞ、次は沖でジャンプ!!!!







ん?
ジャンプせえへんな???


ん??
軽いな、外れたか???







けーっ、せっかくメーターオーバーのスズキくんがヒットしたのに、外れてしもたかー!
残念やなあ、と巻き上げてくると!?








ぴちぴちっ!








イメージ 2


あ、こんばんわっm(__)m

えーい、なにをあいさつしとるねんっ!

34~5㎝の川名物の聖子ちゃんが申し訳なさそうにぶら下がっとったちうわけですねん。

まー、翌日も早朝から仕事ですから、今日のところはこれくらいにしといたるやん、と捨てセリフを吐いて、そそくさと敗走。。。


うーん、なんだか和歌山の夜景がにじんで見えます。
帰国翌日から花粉や黄砂やPMなんたらのせいでしょう、涙と鼻水が止まりませんから、きっとそのせいでしょう。

泣いてなんかないやーい!

ちくしょーーーーーー!




エクスプレス復活! 情熱の続く限り走るのぢゃ!!

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さて、一気に2本投稿しますぞ!

昨夜、田辺出張の帰りにちょっとだけやってきましたゼ♪

え、まだはやいってか?

そんなの関係ないっす、行けるときが釣れるときに決まってるのでつw



ちうことで、17時には現場から出て、一路行きつけのスーパーへ。
うーん、1年半ぶりくらいかな、相変わらずすばらしい赤イカにスルメイカが並んでおります。
どっちも1パックずつ買うて480円也♪

それ持って、もう20度近い温水塊が当たっているはずの先端まで、これまた久々の磯歩き!






でもね、仕事の合間に慌てて準備したらロクなことないです。。。
この日は、まず磯ブーツ忘れ。
ブタ鼻に積みっぱなしだったトレッキングシューズで代用、ちと心配。


で、磯に降りると、イカメンにフカセ師にカゴ屋さんまでずらりんこ。。。

そ、そんなにクルマ停まってなかったやん。。。orz

エギンガーの兄やんもぴっぴっ、ぴっぴっやってまして、先端部付近はあきらめますた。



荷物担いで、ちょっと戻ったポイントへ。
ここは底がズルズルであんまり好きじゃないんですが、まあ仕方ありまへん。

19時前、日没間際になんとか砲撃開始!


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がま投ユージズプロ35-460にミリオン遠投GS9000の連装砲、小イカの房掛けで撃ちまくります!

で、ご覧のとおり、ホワイトテープ忘れ。。。クエ来たらリール飛んでいきます。

クエ来るなーー、いや、やっぱ来い~!?



案外活性が高くて、イカがどんどんなくなります。

しかし、竿尻を浮かすくらいのちびさんは掛からないデカバリ仕様。

ちりんちりんうるさいし、長物アタリもひっきりなし。





よーし、今日はなんか来るでーーー!

あーーー、磯に来てるんやなああ♪

満点の星空に三日月、時折、流星群の残りでしょうか、真横に星が流れます。










そして、またしても21時前、すぐ目の前に落としていた方のがま投がぐぐーーっと曲がっていきます。

ちりりんっ♪




あらま、掛かってしまったんのね(苦笑)





えいやーーーっと起重機釣りの要領で長くて硬いがま投を起こします。

ぐりぐりぐりーーーっと底から重量物を引きはがす感じ。

いやー、それにしても重いし、よく暴れます。

のたうち回る敵をじわーっとバットパワーで浮かせ、そのままぶーんとぶりあげますた!














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はいっ、こんばんわっ(/・ω・)/

えーい、あいさつはいらんちゅうねんっ!




いやー、しかし、久しぶりやね、アナコンダ(笑)

こんなに重たかったっけ?

って、まあ太いこと(笑)

ま、税金みたいなもんですからね、この釣りでは。




とはいえ、自然相手の釣りですから、税金払っても見返りがあるとは限りません。

翌日もふつーに血事だっちゅうので22時には納竿。

そして、根性で海南ICまで下道を走り、ふらふらになって帰宅。

今日もがんばって働いたっちゅうわけであります♪





さあ、次は連休明けかな?

もううずうずが止まりませんから、暗闇からの一撃を期待して、バンバン走るよー、コロタマエクスプレス、本格営業再開ですーーー!

みなさま、これからもごひいきに~m(_ _)m

バトル オブ ザ・リバー♪  恒例の師弟対決の行方は!?

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さー、連休ですねー、黄金週間ですね~♪
みなさん、どっか釣りに行かれますか??

じゃこびーは6日までずっとお血事でつ(泣)
それはあんまり悲しいので、30日の木曜日、ちょっと早じまいして、行ってきましたよー、半夜釣り(^^♪

そうです、あの憎っくき伊勢之海老蔵師匠と、恒例の川対決でありますっ!





磯のコロタマクエ以外のふつーの釣りは、まず貝塚のTポートさんからドラマが始まります。
まー、お決まりのパターンどすね。

今回も、長身の海老蔵師匠と店に入るや否や、ヘルシー坊主頭店長がニタニタ笑いながらこう言うのです。

店長「もう、やられるオーラ全開ですやん。負けるに決まってますわー。」

じゃこび「な、なにをー、無礼者めがっ! だいたい客の顔を見るなり釣れないと断言する店がどこにあるんじゃい~!」

店長「だって、勝てる気配が1ミリもない。。。」

じゃこび「くっそー、見とれよー、川で90オーバーのマダイ釣ったるからのー! 極太のチロリあるだけ入れてやっ! ABさんにはソーメンみたいなイシゴカイ300円でええわっ!」









てな、毎度の会話を楽しんで、日没前にはいつものアソコへパイルダーオン!

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新緑が美しい季節です。
暑くもなく、寒くもなくてき気持ちいいですが、このポイント特有の夕方の向かい風がちと釣りにくいかな。

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いつものピンピンのアクシスもいいんですが、今日は釣り味に勝る胴調子のパーフェクション30-400を2本、リールはロングビームGS5000のハイギア。

じゃこ的には高級タックルです。

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一方のAB師匠は、スッピンのEXになぜか新型ブルズアイ。
総額で軽くじゃこびの10倍はする超高級タックルどす。。。

しかも、スニーカーと椅子がカラーコーディネートされています。
やはりタダモノではありません。

さあ、今度こそ勝てるのか、じゃこびっち!?

あるいは、悪意むき出しのコワ顔店長の見立て通り、あえなく撃沈されるのかああああ!?












出だしは、ドラグも鳴らないようなシブシブアタリでABさんが20㎝弱弱のキス。

そして、釣るたびに小さくなり、3匹目は鼻の穴に入るほどのピンギス。

ワテクシなら間違いなくオオバリにひっかけてぶち込んでしまうところですが、そこは正統派投げ釣りマンのABさん、「こんなにちっこいのに口に掛かっとる。逃がしたるわ。」と、偽善者ブリ全開であります。


とーぜん、真実の釣り師じゃこびっちがそんなエセ正統派に負けるわけがありません。

日没寸前に、2本の竿にダブルアタリ!

ぎゃんぎゃんドラグが滑ってる方の竿を先にあおります!






ぐりぐりぐりぐりーー!






うきゃーーーー、久しぶりにふつーのサ・カ・ナーーーー!

うーん、小さいけど小気味いい引き味です。

うひょひょー、と抜きあげると、なんとマチヌの子。

もう1本には20㎝弱弱のキス!


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なんか、どっちも美味そうに見えたので〆てキープ!






その後は、アタリもほとんどなく、AB師匠が1時間に1匹のペースでキスを釣るくらいです。

じゃこびにも、ごくまれにドラグさえ鳴らないアタリで弱弱キスが来ます。

それ以外は、エイ、アナゴ、そしてグーフーのオンパレード。。。



いまいましいグーフーが釣れるたびに、弱らないよう丁寧にハリを外して、「ABさんのところへイケーっ!」と、手りゅう弾の要領でABさんの釣り座の真ん前にどっぽーんとリリースしますw

AB 「こらっ、ナニすんねん、やめんかいっ!」

じゃこび「うひょひょ、高級魚ですやん♪」

AB 「しょうもないことすなっ! あ、アタリっ、あーーー、何かついてるーーーー♪ イエーイ、太っといキスやわーー(笑)」

じゃこび「むきーーーっ! そんなゴミと変わらんような引きしかせんサカナ釣ってナニが楽しいんでしょうねっ」 







まー、進歩がないというか、安定の楽しみというかwww

あんまりにもシブいんで、「今回の釣行はなかったことにしようか」とも相談しましたが、とりあえず22時まで粘って終了~!

さて、気になる結果発表~(/・ω・)/












じゃーん!

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ABさん、ぶっとーいキス3、ピンギス2。

じゃこび、ババタレ級チヌ1、ピンギス3。。。





え、店長の予言通りだって?

むききーーーーっ!

そんな大差ないやんっ!



あ、低レベルの争い。。。orz



まだちょっと早かったんでつーーーーっ

って、そーゆーことにしとくのっ(笑)



うぬう、今回も完全KOはできなんだ。
いまに、いまに見ておれ、伊勢之海老蔵っ!

今度こそ、今度こそ貴殿を倒す!

そして、ドラグフリーの川漁師の名を襲名するのぢゃ~!


驚愕の同時多発タマン!? 今年は早いぞ、急げ勇士たち!

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さー、やっと連休も明けましたね、おめでとうございます<(_ _)>

なんのこっちゃw

いやはや、ワテクシは川でお茶を濁した後はずーっと働いとりましたが、全宇宙のコロタマニストのみなさまは、すわ開幕っとばかりに一斉攻撃をかけられたようです。

その結果~!










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なんとーーーーっ!?
わが不倶戴天の敵いけちゃんが紀伊半島で82㎝の巨タマを撃沈!


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さきほどワテクシの携帯電話に当のご本人から入電!

「くおらああっ! じゃこびっち、帰国しおったか。こないだデカタマ2匹いわしたさかい画像おくったるわい。見ただけで失神すんなよ。どや、これでもう今年はタマミ釣りにいかんでもええのう。どないしたってこんなんよう釣らんやろ。がははははっ。降参しやがれ、このヘタレじゃこびっちがーっ」

なんと恐ろしい男でしょうか。
しかも、今週末も出撃すると言います。

うぬううううう、いけちゃん、いまに見ておれーーーっ!
ワテクシがマボロシの90超級をブリあげて、ギザギザの磯の上で土下座させたるからのおー(笑)

うひょひょひょひょーーーー♪







全国のコロタマニストのみなさん、これで驚いてちゃいけないよ。
例によって例のごとく、マギータマンとかガーラとか言いながらじつは陸釣りばっかやってるぐるくん隊長からも実況中継がありますた。

ここで業務連絡。
「隊長、メール返信でけへんで!? なんかはねられるよ。また特殊な携帯電話とか使ってるんでしょ? マナーモードのバイブレーターの振動強度が5段階とか。。。 もう一回連絡くださいーーー」

そりはともかく、今回は沖縄某島でまじめに釣りをしたらしく…


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なんと71㎝のマギーーーーなタマンを引きずりあげたそうですっ!

うちなーで最高にリスペクトされるナナハンまであと数センチ!?

いやー、今年の隊長はちがうねーーー。

もういいから、あとは陸釣りがんばってーー(≧▽≦)






さらに、鹿児島ではあの「地獄の3人衆」として恐れられたラパン仙人が、これまた大向うの予想を裏切る?大爆釣!

詳しくはご本人さまのブログをご覧くだせーっ!







さらにさらに、未確認情報が本場高知からも!

恐怖のサイレーン釣法の使い手、オペラ怪人やっくんが、はやくもあのやっくん浜でポールポッツ顔負けの熱唱の結果、2枚の良タマを失神させて釣り上げたらしいのです。





これは、我々の様子をはるかに超えた、過去最大規模の同時多発タマンラッシュであります。


うひょーーーー、全宇宙のコロタマニストたちよ、竿をとれーっ!

デカバリを結べ!

冷凍庫に眠る激クサのイカを解凍せよ!

戦いのときはきたっ!

全砲門開けーっ、撃ち方はじめーーーーっ!

ニイイタカヤマノボレーーーっ!!!



ハアハア、わしも行くぞーーーっ!

明日は磯歩きクレイジーのオリンピアンと往復2時間の地獄の門まで突撃ぢゃああああ!


いざ!同時多発タマン最前線へ!?  雨ニモマケズ…

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土曜日の日中。。。南紀田辺は雨。。。
時折、激しく降ります。

予報では夕方には晴れるということでしたが、15時を過ぎ、16時を過ぎても一向にやむ気配はありません。

「うーん、今日はムリかなあ…」

仕事が一息ついた合間を見計らって鉄人にメール。

じゃこび「けっこう本降りですね…」

鉄人「何を弱気な! たとい槍が降ろうが突撃じゃ!」

じゃこび「で、ですよね、突撃、突撃~!」

じゃこび@内心「あちゃー、今日の相棒はフツーのヒトぢゃなかったんや。こりゃあ久々の修行釣りやなー」




ちうことで、17時に血事を終えて、ネクタイ姿のまま新庄のVショップへ突撃!

小ぶりのアオリイカ半額のやつを10杯で500円、100円の冷凍スルメイカ1杯と同じく100円の冷凍サンマを2尾、そして人間のエサにおにぎり1個と地元長門屋のいも羊羹1丁、そしてお茶とコーヒーを購入。
〆て1360円也。

なんて安い釣りやん。
気色悪いくせに中トロより高いチロリやマムシなんて買うてられへんで(笑)







そして、鉄人の待つ某地磯へ急ぎます。
相変わらず降り続く雨の中に車を止めて、ネクタイをむしり取り、ワイシャツを脱ぎ捨ててパンツ1丁になります。

横に可愛いオネイサンでも乗っていればともかく、1人ですっぽんぽんになってるとこを誰かに見られたら、弩変態だと思われてしまいます。

いそいそとぬぎぬぎしますが、ズボンがなかなか脱げまてん。
うーん、うーんと顔をのけぞらせると、運転席の窓ガラスに人の顔が!?

「どへーーーっ、えらいとこ見られてしもたーー!」

これはちょっと死ぬほど恥ずかしい状況であります。







と、よーく見ると、鉄人ですた(笑)

じゃこび「あり? 先に入ってはるんかと思いました。待っててくれましたん? すんません!」

鉄人「いや、1回行ってきたよ。一脚差して場所押さえてあるで。でも、1人底物の夜釣りっていう人が来はってな。それって我々と一緒やんな。」

じゃこび「ほー、夜のブッコミも市民権を得てきましたね。お待たせしました、ほな突撃しまひょー!」






~ 山道歩き ~ ハアハア ~ 磯歩き ~ ハアハア ~








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まだ濡れそぼるスリッピーな磯につくやいなや、二人とも無言でセッティング。

じゃこびーの1本目はダイワのCGプロキャスター35-400改(スピンダー7点+パイプシート)にトーナメント磯SS5000、PE5号にNA16号の先糸を10mほど巻いてあります。
その先にはジェット天秤改30号、ハリスはフロロ14号15センチ直結、ハリはがま深海22号(ありあわせw)。
つまり弩シンプルなズボ仕掛けをジェット天秤の上半分に直結しただけ。
結節はフィギュアエイトのチチワ、天秤との間にスクリューサルカンやハワイアンフックをかまします。

詳しい仕掛けは初公開ですねー(笑)

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そしてもう1本は、シモツケガッツのベストサーモン400にペンのジグマスター500、ラインはNA16号。

ベストサーモンについてはこちらの記事をどうぞ↓


中国製のブランク+ガイドの廉価版ですが、大鮭釣り用のローカルスペシャルとして設計されたユニークな竿です。
左手リールで石鯛竿のようにキャストできる投げ竿みたいな調子の変態竿なのであります。

こちらはよりシンプルで、ダブルスイベルで振り分けた捨て錘30号の仕掛け。
ハリやハリスは同じです。

見た目の割に底は荒くないので、ハリスは細め。
ハリスを短くすると瀬ズレのリスクがなくなるので号数を落とせます。
切っていくのはウツボかサメだと信じるのです(笑)
根掛かりも減るように思います。
食いにはまったく関係ありません。

先がネムッた深海バリやムツバリは一度掛けたら簡単にはバレません。
掛りが悪いと思われるかもしれませんがそんなことはありません。
一度くわえて引っ張てみるとよーくわかります(笑)


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うっひょーーーーっ!

やっぱこうでなきゃねーーーー!






一昨年、鉄人がロングビームの30号というふつーの振出投げ竿で60㎝ほどのタマミを釣った時のモーレツなファイトなどが契機となって、「タックルのスペックをギリギリまで落とすことでスリルが楽しめる」という、危険な思想にどっぷりはまってしまったおバカな2人。。。

鉄人もシマノのサーフランダーBXとPFプロサーフAXと、マックスなタックルではありません。

ワテクシのプロキャスターは35号表記ですが、トルクはあっても胴調子。
シモツケガッツに至っては30号クラス程度のパワー感です。
それに、ハイギアとはいっても所詮は両軸のジグマスター。
この「ギリギリタックル」の選択が、後にたいへんな試練をもたらすことなど、このときの2人は知る由もなし。。。





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すっかり雨は上がり、グレートなサンセットが闇の戦いへとおっさんたちを誘います。。。








しかし、時折竿先を揺らすのは、例によってウッチー&クロアナゴ。。。

沖磯に突撃している宿敵イケちゃん&おかもっちゃんの堺コネクションも名古屋コンビもナガモノ修行。
剛竿そー兄に至っては、満潮が近づき釣り不能で退避中につき、リカちゃん人形でおままごとという体たらく。。。






そして22時を過ぎ、満止まりを過ぎ、ゆるゆると潮は下げはじめ。。。






しばし時を忘れて鉄人とスポーツについて語るうちに、ついに日が変わり、「これで最後の1投にしましょうか」と、空バリを引いたシモツケガッツに缶コーヒーサイズのアオリイカを1匹掛けにしてブーンと約20m沖に投げ込みます。

竿を竿掛けにセットして、鉄人と並んで腰を下ろし、日本自転車競技界のリビングレジェンドのお話に耳を傾けます。











チャリーン!

竿掛けにぶら下げた鈴が鳴って、ピトンごと竿が舞い込みます!

直後、海面に突き刺さったシモツケガッツがブーンと左に振られていきます!




よっしゃ、キター、これはサカナや!




ひとっ跳びで竿尻に飛びつき、一気に竿を起こします!

が、なんかおかしい!?

えらい簡単に竿が立ったかな???






きゅきゅきゅきゅきゅーーーー!

手元のジグマスターが異音を発しています。




うげっ!?

なんと、スプールが高速逆回転、恐ろしい勢いで道糸が出ていきます。

そういえば、ジグマスターのドラグ耐力は8㎏程度。
USAのカーボンドラグワッシャをぶち込んであるとはいえ、そもそもが大したことないのです。

スタードラッグを絞めこむにも、もうかっちかちまで締まっています。


きゅきゅきゅきゅきゅきゅーーーー!


ばるばるばるばるばるーーー!



くっそー、まったく止まらん!?

鉄人「なんや? えらいごっついなー!?」

じゃこび「こ、これは、一歩も動けません、クエかもしれません!」



きゅきゅきゅきゅきゅーーーー!

じゃこび「ぐえーーーっ、また走ったー、止まらんー!」

くそう、こうなったら禁断のサミング!

って、親指一本で止まるわけないやんーーー

「あちちちーっ」

やっぱダメか。。。





ぐおーん、ばるばるばるばるーっ!


じゃこび「はへーーー!?」

くっそう、なにが両軸リールやねん、なんぼ巻いても寄ってけえへんがな。。。

鉄人「まだ浮けへんな?」

じゃこび「ちょっとバテたみたいなんですけど、重すぎて寄りません。」



きゅきゅきゅきゅきゅーーーー!


せっかく苦労して巻いても、巻いた分だけまたもっていかれます。

これじゃあ『老人と海』のサンチャゴ爺であります。



じゃこび「左斜めの方に浮いてくると思うんですケド、もう敵はバテてます。」


いったいどれくらいの時間ファイトしたでしょうか。

ゆらーり、ゆらーりと白い影が、20mほど前方に浮いてきました。

レンズ効果のせいか、とんでもなく大きく見えます。

じゃこび「エイ? イルカ? イルカなわけないか…」

鉄人「げーっ、これタマミや、デカい、デカいわ」



叫ぶや否や、74daca鉄人62歳、ひらりと身をひるがえし、磯際のテラスでタモを突っ込んでくれますが、ちょっと60㎝のタモ枠には収まりそうにありません。

何度もトライしてくださり、最後は尻尾から掬ってどうにかこうにか磯の上に引きずりあげたのは、こちらのバケモノ!


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どーんっと84㎝ですが、とにかく太い、重い。。。10kg近くありました。

もー、クルマまで担いで帰るのがたいへん、ハアハアw





はい、ちうことで、長々と自慢話におつきあいいただきまして、誠にありがとございますた<(_ _)>

これで80アップ3本目なのですが、これまでとはケタ違いに苦労しました。
竿を立ててから一歩も動けず、何度も何度も巻き返したおかげで腕はパンパン。
サカナ相手にここまで激しく闘うことになるとも思っていませんでした。
〆るのもバックのケツをハンマーでぶったたたいて、返り血でギトギト。
まるで獣と闘ったような感じでした。

で、結論。
タックルは可能な限り落としましょう。
これ、最高~♪

最後にドヤ顔はぼかしたのでコレみてちょーーー。

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うひょーーー、やっぱタマミ最高~♪

安竿の愉しみ♪ タクティクスエンジョイ!

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デカタマの興奮冷めやらぬじゃこびっちですが、みなさま、いかがお過ごしでつか?
台風崩れのおかげでえらい天気ですね。
ま、そのおかげで早めに帰宅できますた(/・ω・)/



こんな日はポンコチについて語るのがイイ♪

ちうことで、こげな竿~~(^^♪

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ミドリ色でっせ~w

一目で安っぽい!

ほっといてくでーー(笑)

もちっとアップでどーぞ。

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廉価版振出投げ竿の定番、ハードガイド5点、上から10mm,10mm,12mm,16mm,25mm折り畳みというセッティング。
もちろん遊動は2番と3番のみ。

グラス混りのカーボンのブランク、いわゆる「くそ竿」の仲間。

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リールシートも定番のFS-7、黒塗りなのでちょっとはシック。

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グリップエンドも樹脂製の最廉価品www

でも、いずれも機能的には十分です!

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そして、目を剥くほど安易なネーミング(爆)

「ジョイフル・パワー・投」って、どない訳したらええのん???

左手の「E.P.」ってのはエンジョイ&パワフルなんだそーです…

なんだかアタマがクラクラしてきたぞ。。。

でまあ、このサオ、知る人ぞ知る「タクティクスエンジョイ」の製品。

投げ釣りが好きな方ならPEラインの「コアファイター」なんかを売ってる会社といえばピンとくるかもしれません。





とーぜんのごとく、ぶにょぶにょの全域軟調子ですが、ばかにしちゃあいけません。
やたら胴が張った先調子のハイカーボンロッドでは味わえないようなスリリングなファイトができるのですから、この手のクソ竿も使いようによってはお値段以上の価値があるはず。

しかし、どれくらいええ加減な製品なんやろ???

と、疑問が浮かべばすぐに調べるのが名探偵明智●×▽。。。いや、そいつは年末だけしか登場しないはず(笑)

そこでじゃこびっち、考えました。

同じ長さと錘負荷を持つ、かつてのダイワのローグレードモデルと比べてみるか…





ってことで、名竿DZサーフパワーの25-390を引っ張り出してみますた!

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ガイドセッティング、まったく同じ!

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リールシート、まったく同じ!?

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竿尻。。。こりまた同じ!?

使い込んで丸くなってるのがDZサーフパワーです。

しかし、よく見ると、サーフパワーの方が細い!?




サーフパワーの方はデータがあります。

自重330g
先径2.5mm
元径22.3mm
錘負荷20-30号
カーボン含有率53%
希望小売価格8700円

こうしてみると、サーフパワーはなかなか軽量なのです。
一方、タクティクスの方は、少し太くて重い、そしてブニョい。

そうなんです、細いサーフパワーの方がシャキッとしていて、しかし胴の張りはなかなかのもの。

といいうより、タクティクスの胴からのブニョさはなかなか一流メーカーの竿にはない感じ。

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ちょっと振ってみた感触だと、見た目は大差ないコンポジットブランクだけど、軽くて硬くて反発力があるのは圧倒的にダイワのサーフパワーです。

タクティクスの方はカーボン含有率が50%を切っている模様。
もはやグラス竿か???

そのおかげで、サーフパワーでも釣り味は抜群なのに、それをしのぐ全域調子です。
でも、これにサカナがかかったら面白いやろーなーw

そんな風に考えると、ブニョ竿もあながち捨てたもんやおまへんなあ。

てか、これでも十分だにー(^O^)




え、飛距離?

そりはわかりまてんが、まあそう差はないでしょう。
どちらもフルスイングできる竿ではありませんし。

強いて言うなら、投げやすそうなのはやっぱりダイワです。
でも、ワテクシなんかはグラス竿のオモリが遅れてくる調子がすきですから、これも相性みたいなもんなのでしょうね。

近場でキスやカレーと遊ぶなら、こんなローカーボン(いま思いついた新語!?)の竿がおもしろいかも、だぜーーー(^^♪


そりではまた、ポンコチ最高!

スピニング夜話その42 純なヤツだった?…オリムピック純93

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さてさて、久しぶりのスピニング夜話です。

ほんとはじっくりバラシて詳しく見たい名機なんですが、先日、久々にぽんこち道場へ顔を出した際にあんまりきれいなヤツが転がっていたのでつい(笑)

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はい、純93です。
93コレクターかもしれないワテクシの手元にはすでに数台転がっているのですが…、コレ、めちゃきれいでしょ?

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サビがきやすいハンドルのクロームメッキはピカピカ!

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すぐにはがれてなくなっちゃうお尻のフタも健在!

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純93は後にSE(セカンドエディション)が発売されますが、初代のなかでも初期型のラインローラーはセラミック製。

後期からSEはクロームメッキのローラーになります。

ブリッジがついた頑丈なローラーの受けをご覧ください。
直前のモデルであるサーフ93までの型はいわゆる93型のプラットフォームですが、純は若干大型化され、各所が強化されているのです。

アルミスプール&ハンドルを積んだサーフ93が、元祖93型最軽量の595gを誇ったのに対して、純93は710gとずっしりとした重量感。
サーフ93は軽量なサーフキャスティング向けでキスやカレイを狙うのにぴたりだとすれば、こいつは磯投げでも深場の崖みたいなカケアガリでもゴリ巻きできるパワータイプ。
それまでの元祖93型の系列とはあきらかに一線を画しています。

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もっとも違いが際立っているのは、このカセットスプール。

スプールとスカート部が分離するのです。
こうして軽量化したスプールをいくつか用意して、それぞれに太さが違う道糸を巻いておくと、ポイントや用途によって交換して使えるという寸法です。
つまりこのシステムは、複数の竿を置き竿にする関西風釣法を視野に入れたものだと推測できそうです。

ちなみに、純正ではこの軽量浅溝の樹脂スプールとアルマイト仕上げの深溝合金製スプールが同梱されていました。

聞いた話では、こうしたカセット式は遠投至上の湘南派の方々がワンオフでつくっておられたのを製品化したものだとか。
釣り師が業界をけん引していた時代のお話であります…

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ドラグノブの脱着もワンタッチ。

ノブが左右非対称であることを知っているヒトはステージⅢ。。。orz

また、この機種のドラグはリリース方向だけのワンウェイ方式。
当然ですが、スプールとノブを外した状態だと、スカート部がドラグフリーというわけのわからんことになります(笑)

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この漢字の「純」がかっこよかった!

これ以降の93型は、突如現れたトラバースカム方式完全平行巻き搭載のプロスカイヤー7に圧迫されるかたちで迷走を繰り返します。

高級化を狙ったEX93、大型化+樹脂化で悲惨な末路をたどったキャスティ93と、いずれも大して売れず、投げのオリムピックの屋台骨がきしんでいったというわけなのであります。


そういうわけで、サーフ93までのオリジナル系と比てイマイチ人気がない純ですが、それでも中古価格はなかなかのもの。
ヤフオクでもわりといい値段がつきます。

で、道場では!?

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うっきゃーーーー(/・ω・)/






しかも、この日はオマケまでめっけますた!

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これまたポンコチストには説明不要の大森マイコン!

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人気の小型、No.2であります!

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三角のハンドルノブがオサレ♪

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美点でもあり弱点でもあったボディ側に傾斜したベールアーム。

投擲時に起こすと、スプールから放出される道糸を叩いてしまう位置に。

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脚の付け根の電源スイッチみたいなのはストッパー。

その上の小さなつまみはサイレンサーです。

何度かご紹介しましたが、ボディ内臓型のストッパーは信頼できるもの。

たぶん、このサイズは人気のハズ。
オクでもいい値がつくんじゃないかなー?




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おいおい、オマケの方が高いんかよ(笑)

てか、純が主役でマイコンがオマケというところが、このブログの偏向ぶりをよく表しているのでありますwww

うーん、問題ない、唯我独尊ぽんこつ道~~(≧▽≦)


そりではまた (^^♪

遠い夜明け …一晩一発の法則、あるいは沖磯のリスク…

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全宇宙のコロタマファンのみなさま、5月というのに紀伊半島は最盛期であります。
行ってください、一刻も早く(≧▽≦)


というような状況なので、日曜日は仕事であるにもかかわらず、土曜の夜、爆走渡船に乗ってきました(笑)

今回はBB兄のご希望で、例の黄金ラッシュの沖磯に入りますた!


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独立磯なので、あちこちに竿を仕掛けます。
ここは砂の中に立つ岩というようなロケーションなので、根掛かりもナガモノもさほどではありませんから、こういう「わなを仕掛ける」式の配竿が可能なのです。

一方のBB兄は、伝統的な投げ釣りスタイルで、釣り座の前にどーんと三脚を据えております。

じゃこびっちは磯投げに三脚を使うことはなくなってしまいました…

そりはともかく、上の写真のごとく、今回は日本号稲妻硬調改を出動させます。
腰がぶにょった竿ですが、ムチのような反発力があります。
ソフト but ストロングな銘竿です。
リールはトーナメント磯SS5000、例によってPE5号に先糸NA16号です。


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2か所目の仕掛けはダイワのHZインターラインサーフ33-425改、パイプシートに先調子風7点外ガイド化版です。
リール等は同じ。

周知の通りの低い磯なので、潮位が高いときは波が洗います。


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そして、雨あがりの西の空が焼けてきた頃にようやく少し潮が下がりはじめたので、3組目もセット。

こちらはシマノの振出船かかり竿、玄界200-390Tを無改造で、リールはいつものジグマスター。
マニアな方はご存知のとおり、両軸で高速スイングするにはこーゆー調子の短めの竿が楽ちんです。
この竿はかかり釣り用なので、シート~グリップ間が短いため、必然的に下リールで投げます。
なので、支点になる右手(私は右投げ)より先はかなり短くなります。
こーゆー竿だと、けっこうバックラッシュ気にせずに投げられますね。
まあ、それでもブレーキ〆てフルサミングってのは一緒ですケドwww











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さて、てきとーに買うたイカをぶら下げて、3か所にわなを仕掛け、それらを結ぶ中心点にボンボンベッドをセットしてごろ寝をかまします。
まったく、レジャーというかリゾートというか、緊張感のかけらもない釣りであります。


暮れてから晴れてきた空には、人口衛星や流れ星が飛び交って、宇宙を感じさせてくれます。

竿の向こうには白浜のリゾートの夜景がまたたいています。


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海からはなーんにも反応がありません。

BB兄が毎回同じセリフを呪文のように唱えてくれます。

「来るときは突然や」

こうしてお互いにマンダムな時間にココロが折れないように励まし合うのです。


え?
ココロが折れたらどうなるかって?

ボンボンベッドで朝まで熟睡なのであります。。。orz



でもご心配なく、今年はもう盛期に入っていますから(笑)



予定通り、「突然」は20時に突然やってきました!



ちゃりりーん!



と、飛んだー!




気持ちよくぶっ飛ばされた日本号稲妻!

くうううー、何回味わってもしびれる瞬間です。
超高速の竿発射!!



さささっと駆け寄って、がんがん叩かれている竿尻をそっと押さえ、かちゃりとカラビナを外してスタートファイティング!

硬調と書いてますがブニョブニョです!!

リールシートの真上からグオーンと持っていくこのパワー!?

突進力ですぐに敵はタマミとわかります。

それにしても、今出来の胴を固めた先調子ぴんぴんのハイカーボンでは味わえないこのスリル!

どどどどどっという脈動に合わせて、リールごと叩かれる感じです。
極太の日本号は安心感がありますが、思い切り曲げこまれているため敵はなかなかこっちを向きません。


じゃこび「あだーっ、もしかしてこれデカいの?」

BB兄「タモ入れるで、タモ枠80やから安心やで。」

じゃこび「ぬおおおおおおっ! あれ、あ、抜きますわ。ヅラ被ってますたw」


ということで、この時期特有のホンダワラに突っ込んだせいで重く感じただけの、超元気なタマミは50㎝ほどの小型でありました。


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小さいけれど、体型の通りのハイパワーで、軟らかい日本号を引っぱりまわして楽しませてくれました。

普段からワンナイト、ワンファイトがモットーのワテクシ(何がやねん)、これでもう満足です。

あとは弾を身餌に切り替えて、全部のわなをクエやシブダイ狙いで近めを攻めます。
というか、放置してヘソ天(笑)

時折、アンパンなんかかじって幸せです。

で、そろそろBBさんにも来ないとなあーと思って、ぼーっとBB兄の釣り座を見ていると、右側のGFXプロスカイヤー40号が「シュパーン!」とこれまた超高速テイクオフ!



でーっ、飛んだ~!



うおおおおおおおーっ!

やぱーり、あのごごごごごごっ!を楽しんでおられます(^O^)

しかし、さすがに40号のプロスカイヤー、敵が暴れてる間もずっとリールが巻けています。

磯際に降りてタモを構えますが、金色に輝くサカナがこっちをむいて泳いでくるのが見えました。

じゃこび「あー、これは大丈夫、抜けますよー」

BB兄「OK、サンキュー!」

てな具合で、ぽよーんと抜きあげたのは、さっきのワテクシのよりも一回り大きい60㎝級!


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同じような写真ばかりですんません<(_ _)>

この時、まだ22時、これから干底を迎えるわけで、なんだかビッグゲームの予感がします。





が…




23時を回った頃から、うねりが強くなり、南向きの磯周りは白く波立ってきました。

じゃこび「BBさん、このうねりで満ちてきたら、荷物全部浸かりますよ。」

BB兄「そーか、ほなまあ、もう1匹ずつ釣れたし、高場へ避難するか。」

じゃこび「そうしまひょ。一つつれたし、もうええでしょ。」

BB兄「しやな、命かけるもんでもないしなー。」

ということで、時合の真っ最中かもしれない時間帯に撤収して、磯の中央の高場に荷物を上げて、ボンボンベッドで仮眠をとります。
風が強く、体温が奪われるのでなかなか熟睡できません。

夢心地でいると、なんだか明るくて騒がしい。。。丑三つ時だというのに、なんと渡船屋です。

見ていると、私たちが乗っていた低い磯の方に3人のイカ師の方たちが喜び勇んで飛び降りておられます。
しかし、足元は長靴だけ…

まじか…

夢か???






次に目が覚めたのは4時過ぎ、もう白んできました。

ふと、さっきの釣り場に目をやると、少しだけ高くなったところに荷物を全部上げて、3人のイカ師の方々が波に洗われておられました。

じゃこび「ありゃ、あれは危ないなあ…」

BB兄「でも、もう満ちて別れてもうたからあっちへ行かれへんで。」

じゃこび「まあ。もう引きに入るから、流されはせんでしょ。」

BB兄「なんや、どやって来たねん、やつら。なに考えてんねん。」

じゃこび「かくかくしかじか…」

BB兄「ふーん、ま、事故なくてよかった。あー、寒かったなー、ま、おもろかったやん。またやろうや。」

じゃこび「へい、次はデカいのいわしましょう!」



とかなんとか言いながら、爆走渡船に揺られて二人のオサーンは港へ帰りましたとさ。

ちゃんちゃん<(_ _)>

みなさん、海況はしっかり読んでから釣りに行きましょう。
現場でも、無理に粘らず早めの撤収。
いつも元気でニコニコデカタマ!

うひょーーー!


気の迷い …紀州へら竿工房謹製のくそ竿♪

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全宇宙のゴミクソ系ロッド愛好家のみなさま、おこんばんわー<(_ _)>

今季は早くからタマミが釣れ盛っておりまして、忙しくも楽しい日々を過ごしておりますじゃこびっちどす♪

とはいえ、季節は5月病の候、お血事はシビアどす。
毎日へろへろですが、今宵もまた駄文を綴ってしまいます。
こうしてアフォーな記事を書くことで、パワーが充てんされるのでありますw



ちうことで(いささかマンネリな起こしですが)、今夜は紀伊の国は橋本の紀州へら竿の老舗、魚心観の投げ竿のお話であります。

現在、投げ釣り系で魚心観といいますと、ハイブリッドとかベロンとかの競技用ロッドが思い浮かぶかと思います。
そんな高価で細身・高反発の竿には縁もゆかりもないじゃこびっち、持っているハズなどありまへん(笑)

しかし、魚心観ブランドの投げ竿でよければ、持っているのであります!









じゃーん!

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なんと振出!

どーみても安物のゴミクソ竿でんでんがなーーーーwww


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救いようのないセッティングのガイドシステム…


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一番安いFS-7…


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汎用の尻栓…


前回のタクティクスエンジョイとほとんど変わらない装備であります。

こ、これがあのベロンをつくった魚心観のロッドなワケないだろーー!
とお怒りの諸兄。

ワテクシもそう思いますよ。

名前だってね・・・


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「カーボンビッグウェーブサーフ」って、これまた日本語に訳してみろやー!

どうみてもTE的なネーミングなのであります。

信じられないでしょ、これがあの魚心観の竿なのか!?

そんなわけないだろっって!?

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ち、ちゃんと書いてあるーーー!




il||li _| ̄|○ il||l



なんてこったい…



きっと、ビギナー向けにも展開して大儲けしてやろうなんて血迷った時期があったのでしょう。
人間だれしも気の迷いはあるだろうし…



それにしても…


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長さこそ違えど、ブランクの薄さも、胴からぶにょい全域軟調子も、ほんとにそっくり…OTL

まー、あんまり深く詮索しなくても、だいたいの出所は推測できそうですね(笑)

兄弟竿 (≧▽≦)




えーやん、えーやん、苦しゅうない!

薄くて細くて軽くてぴんぴんだけどすぐ折れる高い竿より釣り味はいいし♪

節ごとに違うブランク使って無理やり胴の張りや先調子を出してる竿にはまねのできないきれいな曲がりもあるし♪

入力の大きさに比例して曲がってくれるリニアな感触(^^♪

よく曲がり弾かない程度の反発力ゆえにコントローラブル♪

やっぱりいいよ、このサオ(≧▽≦)

ぼかあ現行の半電気自動車みたいな名前のサオより好きだなあ。

こりって新品でいくらくらいだったんでしょうね?

どなたか、ご存知の方いらっしゃれば、ぜひご教示くださいませ!




はい、またまたつまんない与太を飛ばしてしまいますたーw

うーん、週末、出られるかな?

もちょっとの間、怪力の磯ダンプカーと遊びたいねー(^◇^)


南風が吹く前に …時間つぶしのキス拾い♪

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土曜日ですが、微妙にお血事。

午前中、岬町。
夜、阪南市。
その間、午後、フリー。。。

なんやねん、この段取りの悪さはーっ!



ちうことで(マンネリ気味)、クルマに投げ竿を2本積みまして(アフォ)
午後、久々に泉南海岸から加太まで見て回りました。

どっか、港内でキスでも拾うべえかと企んだのですが、駐車場有料とか、港内釣り禁止とか、路駐しかできんとか、いろいろと面倒くさいポイントが多く、結局いつものところへ…

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へい、川です♪

そろそろ鉄砲キスが遡上してるのではないかと、ひとりほくそ笑みながらセッティングします。

どうも、中キス拾いなんて気が乗らなくて、これまた結局のところ妄想の尺キス迎撃作戦なのであります。

デカいキス、遡ってこいや====3


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いつになく近代的なタックルぢゃろ!?

伊勢ノ海老蔵師匠に賜ったサーフリーダーのFX-Tを2本です。
リールはいつものロングビームGS5000Hなんですが、磯投げ用のPE3号が巻いたまま…

竿が軽いのでオモリも20号スピード天秤、しかも南からそよ風+α…

そうなんです、ぜんぜん飛びません(/・ω・)/

エサも対岸の〇ニシさんで「チロリちょうだひ」と頼んだんですが、大将曰く「あ、すいません、あー、やばい、もうこんだけしかありませんわ。」

って、3匹かいーっ!

仕方ないのでイシゴカイを500円分追加。
てか、イシゴカイがメイン。
なんか、釣れる気しないんですケド。。。








で、ブン投げてみると、当たるのはチロリばっかり…OTL

OTLといえば、加藤屋師匠。

「ちょいと見に行くわー」と、フットワークも軽くやって来てくれました。

昨年度、ワテクシが在外中に、素晴らしいポンコチを入手してくれていたのです。
そのブツをいただき、大枚を2枚も支払い、久しぶりの釣り談義満開!


と、思いきや…

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クルマからルアーロッドを引っ張り出して「コチのアタマでも叩くわい」とキャスティング。


うーん、病気だ。。。


え、お互い様ってか?


いえいえ、今頃一人で沖磯に乗ってはるお方もいらっしゃいますんで(笑)

誰かって?

そんなの、決まってますやん、アノ男でつ~www

「誰じゃっ、勝手にウワサしくさってけつかるのわーーっ!」

もうおわかりですねー(笑) おーこわっ♪



ぽろぽろとキスが拾えたのもチロリがある間だけ。

最後はやけになってキビレでもコイヤーーーっとイシゴカイを房掛けにして狙いましたが、なーんも来ず。

加藤屋師匠と今夏の大作戦の計画を立てて、夕方解散!

久々に和歌山地区ポンコチ基地をチェックしましたが、こちらも〇ボーズで夜のお血事に向かいましたとさ!


あ、キスは家族一人あたり1匹ずつ…見事に20㎝弱弱弱の型そろい。
あまりにも小さすぎて、危うくエサにして放り込みそうになりましたwww

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3時間余りの、午後の楽しいひと時でありました♪

次は35㎝級の肘どころか顔叩くくらいの釣っちゃるでえええー!

うひょひょ♪

スピニング夜話その43 あの頃の情熱…TAIYO PASSION No.6!

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全世界のスピニングブッコマンダーのみなさま、こんばんみ♪

スピニング夜話の時間でつ!

どっぽんどっぽん放り込んで置き竿にするエサ釣りおじさんの大型スピニングばっか扱うブログですよー(^O^)

かっこ悪いからねー、エサ釣りのおさーん(≧▽≦)
かっこいールアーお兄さんや釣りガールとは無縁のエサ釣りおじさんのなかでも、くっさいイカとかメジカとかぶち込んで、夜通し磯でごろごろしてるコロタマニストはダサさ最低間違いなし♪



え、そんなことみんな知ってるってか(爆)
まーいーや、先に進みましょ。

そんなおさーんたちが使い続けてきたでっかいスピニング、いまや国内では2大メーカーの寡占状態ですが、かつてはオリムピックやリョービなども覇を競っていて賑やかでした。

そんな時代に、一流メーカーとまではいかないながらも、なかなか堅実なリールを販売していたメーカーがタイヨーでした。

しかし、いまとなっては、どんな会社だったのかさえよくわかりません。
どなたか、ご存知の方がいらっしゃれば、ぜひメッセージをくださいませ
<(_ _)>

いまわかるのは、現物を手に取って確かめられることだけです。

リールはこれ!

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70年代半ばのオリムやダイワとそん色ないでしょう?

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まあ、名札はプレート調のシールで済ませております。
高級機とまではいきません。
でも、ええ加減なつくりのワゴン売りリールとも明らかに違います。

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アルミ合金製スプールのスカートに貼られたラベルは金属製。
TAIYO FISHING TACKLE CO.LTD のプリントにプライドがきらり!

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糸巻量はたっぷり。
太糸でぶっこむ仕様であることが一目でわかります。

てか、塗装も素材も、当時の一流メーカーとかわんないですよね。

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ラインローラー付近。
ここだって、まあ普及機並みですけれども、一見問題なさそう。

ただし、固着してまいます。
バラしてみましょう。


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軸に溝が切ってあってオイルが溜まる構造。

しかし、緩み止め入れて締め上げると、ローラーが挟まれて回らなくなります。
ネジ山切りすぎ???

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なんの変哲もない、しかし文句もない臓物。
リダクション式のオシュレート機構です。

ワテクシはこのタイプが好きです♪

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ボディ左側、つまりフタの側に装着されていたボールベアリング。
外側は樹脂製です。

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ローター部のロータリーを止めるタイプのストッパーシステム。

ピニオンギヤの軸受も樹脂製ボールベアリング。(押さえのプレートを外してあります)

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シンプルすぎる構造。
しかし、ブッコミにはこれで十分。

糸が巻ければ戦えます。
便利な道具で快適に戦うのか、ギリギリの道具を使いこなして戦うのか、それは好みの問題でしかないでしょう。

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折り畳み式の左右両用ハンドルも、その固定方法とともに当時としては一般的なもの。

何一つ珍奇な工夫はありません。

でも、不満もないのです。

不思議なリールです。

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ほとんど唯一、個性を主張している風車型のドラグノブ。

大型から小型まで、何種類かのスピニングリールを残しているタイヨー。
両軸もCLEANシリーズがありましたね。
そこらへんにボロッちいのが転がってたような気がしますので、こちらもそのうち紹介いたします。




はい、ちうことで、ちょっとマイナーだったメーカーの、しかし堅実なリール「PASSION No.6」でした。

さほど難所でなければ、コロタマ系にも太刀打ちできる素質をもったどっぽんブッコミ系リール。
これからも、こんなのをちびちび出していきますよ~♪
 

でっかいリールでだっさく釣ろうでーーー (^O^)

うっひょひょひょー、おっほおっほ、おーおっほ♪

朝練…そして白昼夢…OTL

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全宇宙のキス釣りファンのみなさま、おこんばんわっ!

え、いつからキス釣り師になったんやですと?

いやー、コロタマは遠路エクスプレス走って、しかも夜釣りですから、時間的にも体力的にも余裕があるときしかいけませんやん。

え、無茶して行ってるやないかって?

それでも毎週とかはしんどくなってきたんですっ
てか、今日は午後にはお血事の会合があったりして夜釣りがでけへんかったの…




ちうわけで、今季初の、そしていつもよりはずいぶん早い時期に、朝練!

Tポートへ寄って、イシゴカイ&チロリのCセット500円と、全長1mのキス仕掛けを購入。(自分でつくるほどの情熱もない…恥)

状況を聞くと「キス? 磯ノ浦ですかね。あと岬公園裏ですね。」

うーん、遠いやん…
でもまあ、コンビナートとか人工島よりはロケーションはいいか。

ちうことで、岬公園裏の遊歩道へ出てみますが、射程圏内にボートが何艘も出ております。
撃沈ゲームをやるわけにもいかんので、その北の小波止群へ。

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アクシス25号を2本。

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1本は捨て竿に、もう1本はプロキャスター7000にPE2号を巻いたのを装着して手持ち。

朝練ですからね、面倒でも手持ちでさびく!

久しぶりに竿よ折れろとばかりにオモリを置いて背負い投げ!

スローにさびくとさっそくアタリ、そして追い食い。

むふふ、市販の2本バリ仕掛けぢゃ、これでもう満員ぢゃ♪
と、喜んで巻き上げーー!













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ぜ、絶滅してなかったのか…

バルタン星人なみの生命力ぢゃな(笑)

気を取り直して、再度フルスイング!

うーん、糸ふけとって4色ぜんぶ出てるぞ、うんうん、きっとよく飛んでんだろ。
7色とか8色飛ばす人はすごいなあwww


そしてリールでさびいてきます。
1色、2色…反応なし…遠投せんでもええんちゃうんかい…

3色目も巻きとろうとしたその時です!




ゴンゴンゴン!




よーし、キタコレ~ヽ(。♋ฺ∀♋ฺ。) ノ












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お、おんどれ、紛らわしいんぢゃい・・・




再度、気を取り直して、ブンっ!




くるくるサビキます…




ごんごんごんっ









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うひょ~!

待ってましたよ、真打登場!

20㎝超えてるから、じゃこびっち的には「キス」であります。

20㎝までのは「キッズ」と濁りますw

うーん、うまい!

われながら早朝からさえちょる、さえちょるwww





で、パラパラとキスを拾いますが、8時頃にはアタリも止まってきましたので、「よーし、ランガンぢゃ、ランガン!」と、荷物を3代目コロタマエクスプレスことハイラックス4WDの荷台に放り上げて、南下の旅に出ます。

しかし、なぜか北風が吹き、どこもやりにくいなあと思いながらきがつけばいつもの…

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川の流れは…であります♪

ここでは2本ともドラグフリーにして大キスMの2本バリおやびん仕掛け+イシゴカイ太めの2匹掛け。

なんでもええからデカいの狙います。



しかし、日は高くなり、暑さが半端ではなくなってきました。

うーん、こんなに陽が高くなったらもうデカいの来んかなーーー。

と、帰る段取りをしかけていると…







ぎゃわわわっ、ぎゃわわわわーーーっ!

コロタマ系もびっくりの強烈ドラグシャウト!

アクシスがガタガタ踊り、ロングビームのスプールが走馬灯のようにくるくる回っているじゃーあーりませんか!



とわーーーーっ!

とりあえず左手でスプールを止めて右手で竿を立てます!









すると、なんということでしょう!

一気に竿先が舞い込み、25号負荷のアクシスが「もう無理ーーっ」と悲鳴を上げます。

まさか朝9時前の川で腰だめでファイトする羽目になるとは思ってもいませんでした(汗)

「切れるなよ、切れるなよー」と左手の感覚頼りで少し糸を出しつつ耐えようとしますが、スプールは無情にも一本調子で回転し続けます。

えーい、ままよとフルロックにして、さらに腰と膝でためようとしたその時です。









フッ






くっそー、切れたか!

巻き上げてみると3号のハリスがぶっちん…






しかし、なんやねん、エラい速いサカナやな。
エイならもっと底の方をゆっくり走るはずやし、スズキやボラやとしたらメーター級やで、あの引きは…

暑いし、もう帰ろうと思っていましたが、こんなバケモノと遭遇したとあれば、おめおめと引き下がれるハズがありません。
それじゃあ、コロタマファイターの名折れであります。





「よーしわかった、ぜったいとったる」

まず、予備のテーパーラインの一番太いところを切り取って、手持ちの一番デカいハリだった丸セイゴ18号を結びます。

そして、スプールも手持ちで一番太いPE3号巻きに交換。
テーパーラインのテーパー部を切り取って、16号の太さのところにぐるぐる8の字で結束。

ありったけのイシゴカイを房掛けにして、2本とも橋の欄干下流へ放り込みます。




「なんや? いったいナニがおるんや? デカサメでも入って来たか? あるいはアザラシか? いや、あまりの暑さで白昼夢でも見てるんやろか…」



そんなことを考えながら、ぼーっと竿先を眺めていましたが、なーんの反応もありません。
エサ取りさえ途絶えたようです。
まるで、真夜中にデカタマが回遊してきたときのような、不気味な静けさ…

やはりヤツは戻ってこないのか…

しかし、昼間の川であの傍若無人な走りっぷりとは…正体見てみたいやんか…
















ぎゅわわわわわーーー!


先ほどよりもさらに激しいラチェット音を炸裂させて、ロングビームのスプールが超高速回転!

まじでタマミ級です!

そして、アクシスは地面と平行のシーソー状態!?





こ、これは、どうしたらええねん????




一瞬だけ躊躇しましたが、すぐに正気を取り戻して竿に飛びつきます。

前回同様、左手でスプールを押さえて竿を起こしますが、やっぱり思い切り踏んばらなければならない強烈なトルク&スピード。




まじでタマミでもおるんかいなっ!?




1人でぶつぶつ言いながら、ドラグノブを締めつけます。




ぐわわーんっ!




うわっ、あかん、こら折れる!

25号のアクシスとPE3号と、どっちが強いのか、そんなこと、この状況では考えられるわけがありまへん。

しかたないので、股に竿を挟んだまま、敵に引きずられるかたちで下流へ歩きます。

というか、小走りです。

どんな力やねん、こいつ…





50mは走ったでしょうか。

まったく止まる気配も弱る気配も感じられません。

なんじゃこいつ、くっそー、止めたろやんけーー!


もう一度、ドラグノブを締めて、左手でスプールをつかんで、ぐっと腰を落とします!









ふっ…






あかん、やっぱ切れたか?

リールを巻いて回収すると、なんと仕掛けは絡んでいるものの、ハリは残っています。

しかし・・・

天秤が「く」の字にひん曲がっています。

・・・





・・・




ハリに掛かってなかった????




いったい何者?????




いずれにしても、もうエサがありません。

すごすごと帰り支度をしていると、すぐ近くで「どっぽーん」と何かが海面に炸裂しました。

ボラが跳ねたのなんかとは音量が違います。

人間でも落ちたのかと、川面を凝視します。




と、次の瞬間…


あの名作「ウルトラQ」のワンシーンとまったく同じ光景が!



ボ、ボスタンク…




み、みなさん、気をつけましょう、現在、紀ノ川にはメーターオーバーのトビエイが遡上中でつ…

ま、手軽にスーパーパワーファイトを楽しみたいという救いようのない変態様がおられたら、コロタマスペシャルかなんか持って、ボスタンク狩りに出かけると楽しいかもしれませんねーーーー(笑)


え?

引っぱった割にはつまんない結末だって?

すんまそ<(_ _)>

やぱーり、磯でデカいのと渡り合わないとねー(笑)




そうそう、本日の朝練の釣果…

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キス2匹、キッズ4匹…

岬公園裏、割と良型いるみたいです。
夜釣りとかやってみたらどーなんでしょうね。

こっちでもボスタンク出たりして(笑)
何年か前、湧いてましたもんね。



来週もコロタマ行かれへんねんなーーーorz

みなさんは、タマミはいまが盛期ですから、楽しんでくださいねっ(≧▽≦)

そりではまた<(_ _)>

入梅前のあがき …ミッション1フィートの結末は!?

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全日本尺鱚捜索会のみなさん(そんなもんあるのか?)、アローハー!

なんでハワイやねんーーーw

ちうことで(若干巻き気味)、タマミ軍団接岸中ではありますが、この時期は例年、紀伊半島でも尺越えのキスが顔を見せています。
キスだけを狙う釣りなんてとうていできないじゃこびっちですが、大キス+その他大物なんでも来い的なノリならやれそうです。

勤務の関係で、半夜釣りのお尻が限られているので、なかなかコロタマエクスプレスは出動できません。
そんなら、小さな大物でも狙ってみるべえかと、多くの投げ師の方々が「一度は」と夢見るという尺越え大キスを狙ったろうというわけであります。

まあ、そんなわけで、某日夕刻、ぶらりと一人でTポートへ。
こそーりとチロリアンでも買おうかと、腰をかがめて虫エサ水槽の方へ向かいますが…





「じゃこさーん、いらっしゃいませーーー!」

「げ、えらいとこ見つかってしもたやん…」

あ、古臭いギャグはええってかwww

とにかく、瞬殺でコワ顔店長に見つかってしまいますたorz




店長「キスでっか?」

じゃこ「そそ、あの川の、あの辺りなら尺出ると思いません?」

店長「いやいや、今年はあの川のあの辺ですわ。間違いない。この前も尺近いの出てますから。」

じゃこ「ななななな、なーんと、あの川ですか!? よーし、そういうことなら尺だけを狙ってあの川でえええええっ!」











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いやー、トラックの荷台は便利やなあ♪
立ったまま仕掛けの準備やエサつけができますからねー。
腰痛持ちには最高。

え、なんでクルマ横付けなんやって?

同じ川のなかやねんから、どっから投げてもあんま変わらんでしょー(笑)



そりはそうと奥さん!
あの川のあの辺は、もうこんなことになっちゃってて、そのうち津波対策の高い防潮堤になっちゃうんですって。
あののんびりしたロケーションがなくなるのは惜しいねえ…

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台船は工事用のもの。
どんどん様子が変わっていきますね。




そりはそうとーっ!

釣りの方ですがねっ!

ぽつぽつ釣れるんですが、小さいんですよっ

くっそー、こんなんわざわざこんな遠くまで来んでも、泉大津の人工島で十分釣れるがなーーーーってな20㎝弱々@いつものサイズ…


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いや、日が暮れれば、尺たちの時間のはず…

毎年、この川でグダグダの…もとい…血みどろの対決を繰り返している伊勢ノ海老蔵師匠にメールすると、「25㎝以上がツ抜けするまで帰宅禁止!」と、例によって無理難題を言うてきはります(泣)

数はともかく、尺越えなら一発来れば大逆転。
お得意の100%運頼み、技術も知識も経験もまったく関係ない、ぐーぜん狙いの釣りが通用するかもしれないのであります!






とまあ、一生懸命自ら思い込んで、エサにしたくなるようなピンギスを拾いつづけますが、え~加減我慢の限界がやってきますた。

「うきゃーっ、こんなちっこいハリにちっこいエサつけて、ぴっぴ、ぴっぴ投げてられるかよー! くっそー、もうチヌでもハネでもなんでもええから、竿ぶっ飛ばすようなサカナ、来いやーーー!」

しかし、老眼進行中のワテクシ、わざわざハリを巻き替える気にもなれず、スピニングB10号のまんま、チロリを1匹がけにしてぶち込みますと…






がっちゃーんっ!

じゅわわわわーーーっ!


アクシスがぶっとんで、ベイトランナーからすごい勢いでラインが出ていきます!


やっぱりこうでなきゃーーーー!


大喜びで竿をつかみ、ハンドル半回転でドラグフルロック!


ごんごんごんごんっ

突っ込んでおります!

間違いなくサカナ、エイなんかではあり得まへん!







お?

ちょっと待ってよ、アナタ!

ここまで読んでくださったアナタ!

エイじゃないって言うてるでしょ!

いま、「まーた、じゃこの野郎『イリュージョン~♪』とかかんとか言って、くそ外道にぷっちん切られるいつものオチやろ」と思ったでしょ!


違うから!

どーんとアクシスが満月になって、わりと重量感のある「ごんごんごん」がしばらく続いて…









そーだよ、抜けたんだよー、フックアウトさ、すっぽ抜けさ、パックごとスピニングBぜんぶ捨ててやったさ!


くっそーーーーーっ!




え?

結局いつも一緒やんけ、ですと???

違うし!

まだ続きあるし!!




歯ぎしりするほど悔しかったんですが、それならなおさらこのままおめおめと引き下がるわけにはいきませぬ。

じつは、遠投用のアクシスと並べていたのは、投げ竿ではなくオリムピックのスパイラルSSシーバス390という、極軟調子の振出ルアーロッド。
これに、ベイトランナー(アオリマチック)の4050、PE1号+NA5号10m、自作の8号天秤、フロロ3号通しに大キスMの1本バリ全長50㎝というシンプル仕掛けで40m前後投げておりました。

そして、もうエサがなくなるなーという最後の1投で、今度はこのシーバス竿ががっちゃーんと引きずり倒されました!







じぃーーーーーーーーー!



ドラグが滑り続けます!

アドレナリン、マックス~!

うっひょーーー、ついにキターーー!






でーいっっとあおると、コンコンコンコンっ!

さっきよりは軽いものの、かなりの高速で突っ込んでいきます!

おー、こりゃあ小チヌか小キビレだなー。

おおおー、よー走るわ、竿が軟らかいから、サカナ小さくてもおもろいわー♪




おおおおおお、最後まで締めこむなー、これぞ鯛型魚の典型的な引きや!

うーん、でも軽いから、こないだABさんと来た時に釣れた30㎝弱級くらいやろなー。

などといろいろ考えながら、最後はポーンとごぼう抜き!







あれ?

えらい軽いぞ??






あーーーーーー!







キスっ!






なんと、これまたこの前ABさんが釣ったみたいな、寸詰まりの太いキスがピタピタ跳ねているではあーりませんか!

ただし、残念ながら尺には届かず、30㎝弱弱弱弱弱のキスでございました。

この日のおもち帰り…

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そして数日後…

BB兄貴から入電!

BB兄「なんか楽しそーな小物いぢめしてるやん。ちょっときくりこのお母さん来てて、天ぷらしたいからキス釣って来い言うねんけど、行けへん?」

じゃこ「行く行く行くー、行きます! 今度こそ尺越え釣ったるねんー!」







ちうことで再びTポート!

この日は店長不在でした。

巨大な黒ちゃんに「こないだ店長が『あの川や』言うから行ってみたら、鼻の穴に入るようなんばっかりやったで。あんなんあかんわ、尺釣れるチロリちょうだい!」と無理を言いますと…

黒「いやー、今年はあの川は小さいですよー。店長に騙されましたねー(^O^)」

じゃこ「おいおい、ちょっと待てー、どこの世界に客にガセねた掴ませるエサ屋がおんねん、わしが釣れへんのはぜんぶ店長の陰謀かーー?」

黒「いやー、それは何とも…」

じゃこ@内心「間違いない、みんなグルや、みんなでわしをボーズにしようとしてるんや。よーし、見とれよー…」

じゃこ「今日はあっちの川にしとくわ。きっと尺釣れるで。35㎝のキス釣って持ってくるからのー。キス大物賞はじゃこびっちさまのもんでいっ!」

とかなんとか捨てセリフを吐いて、意気揚々と出かけてたのですが…












なーんとなんと、釣り場につくと、猛烈な南西風に、なんと雨!?

BB兄「なんでコロタマでもないのに修行なんや…」

じゃこ「もう無理っす、橋の下へ逃げましょう!」

ちうことで、これまた定番の橋の下へ。

ここで、風に吹かれながらシコシコ釣り始めると…






なーんとなんと、ぎゃんぎゃんドラグが鳴くではありませんか!

ワテクシには例によってピンギス、BBさんには30㎝ちょいのニベ!

うーん、やっぱサカナ釣れるって楽しー(笑)





そうこうしていると、またしてもワテクシの竿がシャーウト!

久々に出したエアロキャストSP405DX-Tであります。

どーんとアワセをくれてやると、先日のバラシとまったく同じ「ごんごんごんっ」の突っ込みが来ます!





じゃこ「BBさん、タモ、タモ頼んます! これハリス1.5号っす」

BB兄「よっしゃよっしゃ!」


ムリせず走らせながら掬ってもらったのは、ひさーし振りのケビレちゃんw


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35~6㎝ってとこでしょうか。

ナイスファイトでした。

もう納得です。

あれ、キスは???

まー、引けば何でもいいから(笑)





エサをたくさん買うてしまたので、その後も風雨に耐えながらがんばっていると、捨て竿にしていたリョービのエンターテイナーちう振出ルアー竿がぶひん曲がって突っ込んでおります!



じーーーーーーーーー!



どえらい高速逆回転!



で、出おったか、ボスタング!?





ぐおーーーーー!




ごんごんごんっの脈動なしに、高速で上流から下流へ向かって突進していきます。

ハリス3号に道糸PE1号ですから、リヤドラグを捻って少しだけ緩めようとしたその時です…









ふっ







えーいくそっ、またかーーー!

はい、すっぽ抜けっす。

あれは70㎝級のスズキにちがいなーい!








ああ、むなしい。。。( _ _ )..........o



 il||li _| ̄|○ il||l



またしてもばらしてしまったじゃこびっち…

ワテクシが尺キスをやっつける日は来るのでしょうか?

え?

そんなテキトーな釣りしてたら、本気で尺狙ってる人たちに叱られるって?



はははーーーー<(_ _)>
おっしゃるとおりでごじゃります。
拙者、100%運頼み、超不真面目にしかやっておりませんでしたー<(_ _)>




って、反省なんかしてないよーだwww

適当に放り込んで、釣れたらラッキー、こり最高♪

次回も全力で適当にやってみるぢょーーー!




でも、キスもチヌも飽きたから、やっぱコロタマ系かあ????

うっひょう~♪

スピニング夜話その44 シマノの野心?KXⅢ

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釣りに行けない夜は、リールでもいじりましょう♪

今宵のスピニング夜話は少し小さなモデルです。
スプール径50㎜クラス。
ごっつい投げ竿で大遠投というモデルではなく、ダブルハンドのルアーロッドに載せる感じ。

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かっこいいでしょう?

Shimanoのキックス!

70年代後期だと思われます。
なーんもデータがないんです。
そもそも、あの頃のシマノってカタログ出してたんかいな?
残ってたら国宝級ですなwww

じゃこびっち、ルアー釣りはほとんど経験しておりません。
同世代の方々はみーんなやってましたケド、ちょっとオマセぶってたちびじゃこには、麦藁帽にステテコ、雪駄でぽーいっと投げ釣りしてるオイヤンの方がかっこよく思えたので、英語ばっかでわけのわからんルアー釣りには馴染めなかったのです。

だいたい、その頃はウォーターラインシリーズで模型の連合艦隊をつくることに夢中だったくらいなので、敵性文化に触れるなんてとんでもなかったのであります。(もちろんジョークです)

なので、これらのルアーに特化したモデルはほんとに何も知りません。
でも、しろーとなりにもこれはダイワのファントムを意識したものだろーってことくらいは見当がつきます。

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ポンド&ヤード標記なのが、想定されたユーザー層を浮かび上がらせてくれます。

ちなみに、塗装されてます(蒸着です)が、スプールはアルミ合金製。

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無塗装と書きながらコーティングともいうこの支離滅裂さ。
当時のシマノのイケイケぶりがうかがえます(爆)

ダイワも売りにしていたアルマイト処理ですね。
ファントムを意識してるんだから、このあたりは当然の装備でしょう。

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そのスプールはワンタッチ着脱式。
ここにもライバルというか、お手本の影響が認められます。

で、写真撮り忘れましたが、当時のシマノ独特のディスクドラグ(他のシマノ機の記事でも参照にしてくださいませ。リンク省略<(_ _)>)を搭載しています。
立派なクイックドラグではあります。
え、オンかオフしかないだけだろって?

しーーーーーーっ!


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駆動系はクランク式。

最小限の部品点数で、整備性は抜群です。

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ハンドルの軸受はブロンズブッシュ。

つまり、ボールベアリングはローターの首だけ。

これで何の不自由があるのでしょう。

じゅうーぶん回ってますwww

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シャリシャリ音と重い回転の原因は、その首のボールベアリング。
錆て固着しています。
外れないの・・・泣

ちなみに、パーツは外しちゃってますが、サイレントリトリーブで仕組みはダイワとほぼ同じです。

もちろんファントムも・・・

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ボールベアリングの押さえもサビサビです。

うーん、実用に耐えるだろうか…

え?
使う気か、ですと??
そらーもちろんそのつもりで仕入れたんですよ!

そうなんです、最近やたらとテレスコのルアー竿に凝っているじゃこびっち。
その心は、「投げ竿ごつすぎ」。。。orz


それで、10~13ftのテレスコルアーロッドを万能のブッコミ竿として使っているのであります。
するってえと、リールもこれくらいの中型がバランスがいいのです。

この時代のスピニングはまだ完全平行巻き機構さえ搭載していませんが、PEの使用は問題ありません。
むしろ、ナイロンだと避けられなかった撚れや巻き癖は、PEだとほとんど心配しなくてもよくなります。
オールドリールにはPEが合うように思います。

ワテクシはテレスコルアーロッド+このクラスのリールにPE1号+先糸ナイロン5号程度のシステムで、5~15号くらいのオモリ、短いハリスだけの仕掛けでぶちこんでおります。
基本的にはコロタマクエの仕掛けをライトにしただけです(笑)

置き竿なので、これまではベイトランナーの4050クラスをメインに使っていましたが、じょじょにレトロタックルに替えていこうかと思っておるのです。

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ラインローラーはセラミックですが、よく回るので何の問題もないでしょう。
ローターの回転バランスも悪くはありません。
まあ、バランスウエイトが貼り付けられてるんですケド。。。

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プッシュボタン式のストッパーレバーが、エサ釣りおじさんのブッコミリールとは違うことを主張していますwww

ていうか、なんとかしてオサレな感じを出したかったんでしょうね(笑)

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どーだい、おいら、シマノ製だぜって感じで、ここでもアピールw

コンパクトでシンプル、しかし巻き上げは強そうなデカいハンドルノブ。

ルアー釣りには必須のインナーベールトリップ式。

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クロスレンチのような直交式ハンドルは好感が持てます。

シンプルで確実、そして強力。
そこそこの敵とも戦えそう。

1/2ヒネリでフルロックできるドラグに、強力なハンドル。
そうです、これならスズキやエイの強襲にもなんとか耐えられそう。

だいたいが、小物いぢめにごつい投げ竿+でかいリールなんて、滑稽なくらいアンバランスぢゃないですかw

だーかーらーっ、キスやらチヌやらグチやらハゲやら…、そんな連中と遊ぶ時には、このくらいの武器が楽しーーんじゃないかと思いまするっ!



で、一回り強化すればコロ用、二回りごつくすればタマ用、三回りも頑強にすればクエやガーラと闘える!?

うーん、最後のはスピニングじゃ無理かなあ(笑)

まーとにかく、あれこれひっくり返しておもろく遊ぶ方法を考えてる時が楽しーねー♪



よーし、明日はちょいとコロタマ軍団の気配を探りに出てきまっさ!

久々の、そして3代目初のエクスプレス発進ぢゃーーー(≧▽≦)

至福の夕べ 黄昏のコロタマ師たちよ♪

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そりゃあ、釣りなんだから釣れた方がいいに決まってます。

だけど、釣りの悦びはただ釣ることだけではない…



あー、またボウズ喰らって負け惜しみ書く気だなーとか思ってるでしょ?

ま、そうなんですケド…





ずいぶん久しぶりに、キンコロ仲間だったAgさんから「どっかでやりましょ」とお誘いをいただいたのですが、やっと実現しました。

ご友人と2人で、実績場である堤防に入っておられるとのことで、追いかける格好で合流。

車を停めて、まず偵察と荷物を持たずに歩いていくと、Agさんの他にも三脚を立てている釣り師がいます。

近づくと、その方も手を振ってくださるので、逆光を透かしてよく見ると、なんとこれまた元キンコロ軍団のDJ Sho-ziちゃんではありませんか!

「おーーー、お久しぶりです!」

海で旧友と再会、なんて素敵な時間でしょう(^^♪


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この日は、湿気もなく、本当に気持ちの良い夕べでした。

そんな爽やかな黄昏時に、うんこすわりでなにやらぶつぶつ言うてるAgさん。

やっぱりキンコロ軍団は変態ばかりです。
久しぶりでもそのイカれ様は半端ではありません。
堤防とはいえガッチガチのポイントに、3本鈎の超絶コロタマ仕掛けをぶち込むこの男…

絡んだラインをほどいているのかと思いきや…


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なんと、ダブルで釣れたウツボがラインをくしゃくしゃに巻き込んで、挙句の果てにウツボとウツボがこんがらかって、お祭り状態・・・



う、うきゃーーーー!



うーん、やっぱり変態すぎてついていけそうにない…orz

さらに、道具立てもなかなかに変態なAgさん♪

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ダイワのロングサーフの35号を2本…

3本鈎を投げるためには長ーい竿が要るとはいってもねえ…、こりゃあ長いw






一方、コロタマラッパーのSho-ziちゃんがノーマルかといえば、ぜんぜんまったくそんなことはなく、一目見ただけでやばいと分かるタックルなのでつ…orz

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なんと、伝説のショップ「フィッシングV」特製の「コロタマスペシャルV」を連装しております。

全宇宙のポンコチストが鼠色のよだれを垂らしておられることでしょう(笑)

しかも、Sho-ziちゃんのタモときたら…

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80㎝のタモ枠に、なぜか小継のタモの柄…金魚すくいのポイやないねんからwww




そーゆーお前だって、どうせまたクレイジーなタックルで遊んでるんやろと言われそうですが…

わたしゃー至ってマトモでございます。
こんなキンコロ崩れのド変態な方々と一緒にされては困ります。
最新鋭のハイテクタックルと洗練されまくった技術、メーカーの回し者みたいなロゴだらけの衣装に身をかためておるのです。
夜中でもサングラスは外しません(すべて逆かw)


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どやさーーーっ!

オリムの純世紀ひらそ硬調子にシーライン50Hぢゃ~!

どーだどーだ、これでタマミやっつけるでー、どーぢゃ???

うん?

一応、投げ竿も1本出した!

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ダイワのHZインターラインサーフ33-425外ガイド6点仕様にトーナメント磯遠投ぢゃ♪

安全確実なショート尻手システムね。





どーです、ワテクシこそ正統派でしょ?

うひょひょひょひょ~♪













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キンキンに冷えたノンアルコールビア♪

ぷしゅっ!

くううううーっ!!

だれぢゃ、クーラーまでドぽんこちなんて言うてるのは!?



おっと、しまった、必殺のエサである100円のロールイカが写りこんでしまったがなーーー。
これがタマミの特効エサなのにーーー(ウソかホンマかwww)








いやー、それにしても、こんなに爽やかで美しい夕べ、潮風に当たりながら仲間たちとバカ話しながら、いつくるかわからぬバケモノたちのアタリを待つ。

本当に素敵なひとときです。

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ポイントわかっちゃうけどねー。

もう、ここ3年ほどぜーんぜん釣れてないし(笑) 




とーぜん、この夜もノーアタリ@全員撃沈OTL

でも、ほんとにいろんなお話して、電話で元キンコロ王者のまっさんとも話せて、幸せな夕べでした。

短い人生、こんな素敵なひとときに彩られるなら、なんの悔いもありません。

みなさん、本当にありがとうございました♪



この夜は、鉄人74dacaさん、haruさん&くっさんのぷっしゅーブラザーズ、いけちゃん&おかもちゃんのザ・堺コネクションらもそれぞれ出撃しておられましたが、沖磯で100本鈎延縄釣法を炸裂させたザ・堺コネクション以外は全員撃沈…

いかにも釣れそうな夜でしたが、自然のことはわかんないもんです。




と、いうわけで、ひっさびさのノーアタリパーフェクトボーズ!

へいへい、調子出てきたぜー、走るぜエクスプレス、連敗街道を!

うっきょー、釣れるまで走ったるで、止めてくれるなキンドーちゃん。


うひょうひょうひょひょおおっほっほ~(/・ω・)/



短竿志向 …ショート&トルクフル♪

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「持つべきものは友」などと言いますが、本当に友だちというのはありがたいものです。
小生在外中に、釣友のKATちゃんこと加藤屋師匠が、お互いよくいく和歌山の赤エビIC店で売れ残っていたポンコチ竿が値下げしたところを買うておいてくれました。

それがこれ↓

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3本継の底物竿?

そうです、これはダイワの夜光尖閣420!

5m級が一般的な石鯛竿に対して、クエやイソマグロなどの大物を対象に据えたこの手の初期の巨魚竿には、案外短尺のものがあります。
というか、ほぼダイワだけがつくっていたといってもいいかもしれません。

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「夜光」の名のとおり、1番のブランク内に電球セットが挿入されていて、電池をセットするとブランク内の電球が光るという仕組み。

竿先はご覧の通りのカンザシガイドですから、竿全体がぼーっと光るのでしょう。
残念ながら、いまとなっては適合する電池が手に入りにくくて、光るかどうかもわかりません。

しかし、夜の大物狙いの剛竿であることは間違いありません。
あの伝説のTVショー「11PM」で、あちこちの離島を攻めながら開発されたグラス大物竿には、当時の我が国のぶっこみ釣りの最先端の知識や技術が投入されたのでした。

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ローシルエットの4つ脚ガイドをダブルラップ。
リングはクロムメッキ。
ブランクを保護するためのスレッドも、いまでは考えられないくらい太いものです。
てか、タコ糸ちゃうんかい、コレ(笑)

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締め上げ式の総ステンレスパイプシート。
重いですが強度はじゅうぶん!

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大径の尻手リングも「わかっている」証し。

リールシートに対して90度の位置に装着されています。
こうすることで竿受けと干渉しなくなりますから、投げなおすときはもちろん、スタンディングファイトに移行するときにもスムースです。

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石突もごつい。
使われてたものなのでしょうね、だいぶハゲてます。

それにしてもスレッドがごつい。。。(笑)

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どうです、この厚み!
2番3番を継いだら、体重80㎏のワテクシでもぶら下がれそう(≧▽≦)




ほんで、KATちゃんが買うておいてくれたお値段ですが…














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宇宙一安いクエ竿 (≧▽≦)

これはお値打ちでした。
ぜんぜんへたっていないし、420しかないことで実現した強力な胴の張りも健在です。

いやはや、ぴんぴんのハイカーボンと違って曲がるんですが、そのトルクと来たら、そりゃあもうあーたwww

こんな竿を手に取ってしまうと、薄々で曲がりにくいだけのハイカーボンは恐ろしくて使えません。
お値段だって、コレの100倍ではきかないしねえ(爆)

手元には、こいつよりもさらに強力な尖閣2号もあるのですが、それも420です。
以前、離島へ持っていきましたが、結局がまクエでやったので出番がありませんでした。
永遠のサブロッドかもしれません。

いや、いつの日か尖閣2号と夜光尖閣を並べてやねえ…アフォ


いずれにしても、この420という長さが絶妙です。
長い竿でいなす釣りが、日本の磯釣りでは主流ですが、短い方がダイレクトなファイトが楽しめますよね♪




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というわけで、まさかタマミ釣るのに尖閣を投入するワケはなく、紀州での夜のぶっこみ釣りにちょうどよいショートロッドを探しています。

軟らかい竿で楽しむなら、4本継の石鯛竿を改造したり、南方宙釣り用の短いのなんかも面白そうです。
こないだデカタマ釣ったシャケ釣り竿なんかもユニークで安くてGOODでした。
あれは並継だったのですが、その後沖磯で試運転したのは船でのかかり釣り用竿。

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船釣り用ですから、両軸リールの使用を主眼にした設計です。
多点ガイドにパイプシート、そうです、いずれも大物用ですね。

先日試してみたのは右側の竿です。

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シマノの玄海200号390。

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390に7点ガイド。
穂先の太さがおわかりいただけるでしょうか。
ものすごいトルクを備えた竿です。
これなら90超級の神タマも倒せそうです。

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リールシートはスクリューダウンタイプ。
シートの上部にはホールドしやすいウレタンチューブ。
バットエンドを下腹に当てて、左手でここを握れば、腕、体幹、竿できれいな正三角形ができます。

これぞ無敵のファイティングトライアングル!
どんなバケモノとでも渡り合えるハズぢゃのおおおおおお!









おっと、そうぢゃ、もう1本の方も、じつはなかなか珍しいものなので自慢させてねw

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「コスモエース」って、ご存知ですか?

いまはなきダイコーが一時期売り出していた廉価版シリーズなんです。

その船かかり竿の120号390先調子であります。

玄海200号ほどではありませんが、こちらも高トルクのロッドです。

とはいえ、玄海に比べると、ブランクの薄さが気になってしまいますが…

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ずらり9点のハードガイド。
これも竿の軟らかさを考慮したセッティングでしょう。
トップガイドは投げ竿用のサイズに交換してあります。

え?
理由?
いや、たんにジャンクで買うたからトップガイド欠品で、手持ちのハードガイドを突っ込んだだけ。
ナイロンライン専用みたいなもんだから、ぜーんぜん気にしないw

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やはりスクリューダウン式のパイプシート。
これが頼りになるのですねーw

これらの頑強なかかり竿は、胴がしっかりしていて短いので、愛用のメタルスプールのペンでも容易く投げることができます。

左手でサミングしながら投げるのですが、素手だと1投で火傷してしまいますので、ワテクシは右手用のフィンガープロテクターを左手の親指に掛けております。

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これでダイジョブ (^O^)

何十年も変わらぬペンリールは、シンプルで頼りになる道具。
あまりいじりまわさずに、身体を道具に合わせていくようにしています。
まあ、ドラグやハンドルをカスタマイズするのも楽しいのですけれど…

じゃこびっちは四駆も基本的にほぼノーマルで使うタイプ。
昔から、ランクルでもジープでも改造しまくってドヤ顔で走る輩がいますが、ノーマル車に乗せたら目も当てられないくらいへたくそだったりしますw
まずはノーマルからだよねー♪


とにかく、20号とかの太糸でイカ1匹とかムロ1匹といった大餌と大錘をどっぽーんと放り込む釣りですから、ペンみたいな強力なリールでないと話になりませんし、そんな荒っぽい投擲に耐えられる竿でないといけません。

ここらクラスのかかり竿は改造しなくても使えるので楽ちんです♪
そして、短竿ゆえのスリリングなファイトが楽しめるワケであります。


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廉価版だけに、普及品の竿尻に無理やりつけた感がありありの尻手環。

こういった竿につける尻手ロープは、基本的には外すことなく使いますから、まあこんなものでもいいんでしょう。




話は戻りますが、これらの短めのかかり竿は、一応遠投用なのです。
遠投といっても、缶ビールよりも重たいようなエサ&オモリですから、せいぜいが20~40m。
そこらへんをサカナが通るところでのみ活躍できるのですw
ポイントを選ぶ道具ですね。

南紀の地磯でも、JJのおやびんたちが開拓してこられた超ハードな磯際から抜くようなポイントでは、ハイギアの大型スピニングに小さなイカ短冊でぶっ飛ばしてゴリ巻きですから、40号クラスの投げ竿でないとどうにもなりません。

また、沖磯や直下に落ち込んでいるような地磯、あるいは堤防などでは真下をズボることがありますが、これにはやはり石鯛式の軟らかい竿を舞い込ませるのが楽しいと思います。


このように、確実に釣ることよりもスリルを優先すると、いろんな楽しみ方ができるように思います。
仲間たちは、どの距離でも投げ竿&スピニングでこなしてしまうのですが、じゃこびーは両軸リールの汎用性にも魅かれてしまうのです。

そんなことで、へんてこなタックルで磯投げやってるおっさんを見かけたら、お気軽にお声かけくださいませっ (≧▽≦)




よーし、梅雨の晴れ間だ、行くしかない!
みなさん、いまですぞ、いまが釣れるときです。
行かなきゃ後悔するどーーーーー!


雨の海、夜の海 …久々の修行、そして珍魚とのバトル!?

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ぜったい釣れそうな気配がしたので、迷わず行ってきますた!

大阪はよく晴れて暑かったし、天気予報も紀南は夜半から小雨ということで、降りだしたら止めればいいやと安易に即断。
いつもザックに忍ばせているゴアテックスのポンチョを下ろし(*ここ重要)、そのかわりに、なんと竿4本にリール4機を詰め込んでBBさんをお迎えに。

なぜかTポートにより、例によってコワ顔店長の陰謀に惑わされつつ、なぜか虫エサを買うて南下!

ちなみに、この日の陰謀…

店長「じゃこさん、最近よーさん釣ってはるから♪」

じゃこ「先週ボーズでしたけど」

店長「いやー、今日こそ川でしょ、昨日27㎝出てますよ」

じゃこ「その手には乗りまへん。川はもうええって」

店長「ということは、南紀ですか?」

じゃこ「その通り!超巨大ユムシ3匹ちょうだい! 今日はぜったい釣れる気がする!」













意気揚々と南下しますが、有田を越えたあたりから雲行きが怪しくなり、御坊を過ぎるとポツリポツリ…

でーっ、まじか、今日に限ってカッパ下ろしてきたがな…


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珍しくポイント公開!

って、サーフかい(笑)

じつは、ここなら結構な人数で竿を出せるので、一度、いろんな人と集ってわいわいやれたら楽しいねって、加藤屋師匠と言うてたもんで、雨でもすぐ逃げられるし、偵察に来てみたのでした。


そして…

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うちなースタイルのタマン釣りも楽しかろうと…

しかし、天気がやばそうなので、4本出しはできず…無駄な荷物…orz

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こりは米国製のサーフ用竿立て。

アルミのアングル材と塩ビパイプで簡単にでけます。
サカナが引いてもぜったい倒れません。
だれか日本でもつくって売ってくれないかな…

こうして垂直におっ立てて…

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ガイドと反対側に鈴をつけます。

どうしても「ちゃりりーん」が聞きたいのか(笑)

この日は振出竿だったので、よくサイリュームのホタルについてるナイロンチューブをビニールテープで竿に巻きつけ、そこにクリップ式の鈴を挟みました。
(投げるときはいちいち外します)

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リールもひさびさに登場のロングビームGS5000P。
とってもライトな、しかし正統派の投げタックルです。

ちなみに竿はオリムのテクスターサーフ35-425とダイワのHZインターラインサーフ33-425外ガイド6点改です。














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ぱらぱら振ったり、時折やんだりする小雨の中、イカにユムシに小カマスにと、いろいろと投げ込みますが・・・、いずれも瞬殺。

BBさんは1投目から巨大なイシガキフグをブリあげて今日も絶好調!

日没までは、二人ともウツボとエサ取りに翻弄されましたが、日が暮れると雨が本降りに…



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「さーっ」という砂利浜をたたく雨の音以外は何も聞こえなくなりました。

この雨音を切り裂く鈴の音が鳴るはず…

そう信じて、2人のおさーんはじっと傘をさしてフォールディングチェアに座り込みます。

沖の漁火が時折雨に霞んで見えなくなります。

携帯電話で雨雲レーダーを見ますが、見るたびに悪い予報へと変わっていきます。

「なにがレーダーやねん。そんなんその場におったらわかるわい…」

レーダーによると、我々の真上にだけ、筋状の強い雨雲があります。

「なんでやねん。『くまのぷーさん』に出てくるティガーやないねんから、雨雲どっかいけーーー!」

全世界の不幸を一身に背負ったような気がしてきます。

ほんの少しでも雨が弱まると、傘の下から飛び出して打ち返します。

コロタマニストは最後まであきらめてはいかんのです。

勝つことに意義があるのではない、闘うことにこそ意義があるのぢゃ!



しかし、エサ取りの猛攻は、そんな雨の合間を縫うような打ち返しが通用するレベルではありませんでした。

うーん、サーフでの釣りって難しいぜえ…

極太ユムシも目玉ゲソもカマスも、あっという間になくなってしまいます。

つまり、素バリのついた竿先を、傘の下から眺めつづけているだけなのであります。

さっさと撤収しろよと思われるかもしれませんが、すぐに雨足が強くなるのでなかなか作業にかかれません。

ただひたすら傘をさして座って小やみになるのを待つしかないのです。

うーん、久しぶりに修行であります。

先週は気持ちのいい宵だったのになあ…







そして、何度目かの打ち返しのときのことです。

遠投していたテクスターを回収して、もう波打ち際というときに、ガッツンときました!


次の瞬間!





ぐいーんっ!




けっこうな力で沖に向けてダッシュされました!

ぐっと重心を下げて腰だめします!


な、なんじゃこりゃーーー!


道糸の角度がなんかおかしいのです。

表層を突っ走る青物に違いありません。

なんや!?

シイラか?

いや、波打ち際にシイラおらんな!?

メジロ?

もっと表層!?

ナニナニ!?!?




ほんの1秒ほどの間に、雨に耐えるために機能停止していた脳ミソがフル回転します。

が…



次の瞬間…







ふっ…








あ、とれた…orz





豪雨のなかの千載一遇のチャンスやったのに…





とぼとぼリールを巻くと、しかし何かついているようですが、軽いし無抵抗です。

寄せ波に乗せてそーっとずり上げると…







な、なんということでしょう、そこには砲弾のような流線型の白い魚体が横たわっているではありまへんか!

遠目にみても、軽く 35‐6㎝はあります!?




も、もしかして、巨キス!?




悦び勇んでその白い流線型に駆け寄ると…












ま、まじかーーー!?












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ト、トビウオ…!?







しかも、フックはオクチではなく下のクチ…ア〇ルにぐっさり掛かっております。

な、何故…!?

5バイトほどしかないじゃこびのCPUはフル回転!








結論はこうです。

(1) 雨に打たれて思考回路がマヒしたじゃこびっちは、なーんにも考えずに素バリの仕掛けを全速で回収。

(2) 波打際近くの表層に浮いていた不運なトビウオちゃんの下を通過したフックが、そのお尻にぶっ刺さる!

(3) 恐怖と痛み(感じないかw)でパニックになったトビウオちゃんが、沖に向かってテイクオフ!

(4) じゃこびっちの少ない経験とプアなCPUがシイラのテイルウォークと判断。

(5) じゃこびっち、剛竿と腰だめで応戦!

(6) トビウオちゃん、失速、墜落↓

(7) じゃこびっち回収、一瞬キスと見間違う(TポートM店長による刷り込みのため)

(8) 唯一のお土産、今晩はトビウオの塩焼き♪




おそらく、これで間違いないと思います。

なんと、じゃこびっち、ついに空飛ぶトビウオと引っ張り合いをしてしまったのであります。

うーん、微妙…

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でも、美味そうw








そして、およそ4時間に渡って雨に打たれ続けた2人のおさーんのココロは再起不能なレベルまで打ち砕かれますた。

同時にたった一人で漢の地磯で勝負されていた鉄人74dacaさんからも「もう一生タマミは釣れる気がせんわ。撤退」と壮絶なメッセージが…


あまりにも悲惨な結末にどうしてもおさまらないワテクシたち2人は、後からのこのこやってきて、クルマ横付けポイントで1人シコシコ楽しんでいた加藤屋師匠を襲撃、ヤカラかましまくって、風のように去りましたとさ。




ほんで、現在、釣り具乾燥中。
その合間にブログ更新。

この後は荷造り~発送ぢゃ!

いったいどこへいくのか、じゃこびっち…




くっそーーーー、まともなサカナが釣りたいぢょーーー!


天国の地獄!? サンゴ礁の激闘 前編

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全宇宙の離島大物釣りファンのみなさま、はいさい~(/・ω・)/

いったい何のブログやねん~~ってか!?

いやー、久しぶりに行って参りました、離島の旅、もちろんお血事です!

いやはや、それにしても美しい島々でした。

で、そこで夜はごそごそとですなwww

いやっほぅううう~♪

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橋を渡ってバケモノたちの島へ!

今回は強力なガイドがついています!

そうです、かつてのキンコロ軍団の猛者…

人呼んで「中州の陸釣り迷人」またの名を「沖縄の種馬」、そしてその正体は…

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地磯にうんこ座りするその後ろ姿!

そうです、ぐるくん隊長なのであります!!

この方もお血事と称して沖縄の地に訪れること、なんと60余回、島々の大物ポイント&歓楽街の隅々まで知り尽くしたハレンチ…いや違った、ハイパーうちなーガイドなのであります。


さっそくですが、隊長の弩級変態タックルを紹介しましょう!

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うちなースタイルの竿掛けに竿はスーパーブリザード45-500にリールはなんとアキュレートツイン!?
どないしてもスピニングで釣ったるという気迫が感じとれる仕様です。

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もう1本は同じくNORIXのGTRⅡ40-480改にシマノのブルズアイ。
竿受けにはスノーピーク製のトリガー一発で外れる装置を導入しております。
ぐるくん隊長、かなりハイテクなうちなースタイルなのです!


対するワテクシじゃこびっちは!

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はーい、もちろん弩ぽんこちであります。

竿はオリムピックのトカラファイターⅡ、リールはダイワのシーライン4/0、竿受けはダイワのダイナミックピトンであります。

誰ぢゃー、病気とか言うてるのんわーーー!

シーラインにはナイロン40号を120m巻いてあります。

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もう1本は、エサ釣り用にNFTのパワーループアクシス35‐400+ダイワのトーナメント磯遠投SS5000、浅くて根がところどころにあるということなので、これにはナイロン14号をスプールいっぱいに巻いてあります。

こちらは関西式のぶっ飛ばしシステムを組んであります。

ぐるくん隊長&じゃこびっちの共闘は今宵限りの一発勝負、せっかくの離島ですが、お互い仕事がらみですから仕方がありません。

とにかく、クソバカ力のガーラ30㎏超級、かかってこいやーーー!


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し、しまった、写真を間違えてしまった(大汗)

そんな、まさかオリオンビール飲みながら潮風に当たってまったりしてたなんて…ノーノー!

離島の地磯で激闘なんだから!

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ほらほら、どうです!

雰囲気あるでしょう?

ヤツらの時間がやってきましたよー!





ガサっ…

ガサゴソっ…



ん?



な、なんじゃワレっ、ナニしとんじゃあああ!?



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巨大なヤシガニが、アクシスのラインをちょん切ろうとしているぢゃーあーりませんか。

なんやねん、イタズラすなっちゅうねん!

エサにして放り込むどーーーー!

まったく、こっちは大まじめに釣りに来てるんだから、頼むよーw












でーっ、ぐるくん隊長、来てるよー!


ファーストヒットは隊長ですっ!




あーれ~~!?

まるで芸妓さんみたいな嬌声を発したとたん、ぐるくん隊長はキンコロ軍団の一部が多用していたアノ体勢に!


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で、でたー、尻ハメっ!

い、いいんですか、隊長、そのような痴態を露わにしてしまって!?

「あひゃー、うひー、うーん、うーん、あーれー、根に入った、出た、張りついてるーーーっ」

えらい楽しそうであります。

が、時折、高性能のアキュレートからラインが出ていきます。

そして、敵は左に走ります。

横に走るってことは…




しかし、その先には大きな張り出しがあります。
そこにラインをこすられたらひとたまりもありません。

「よしっ、ライン出して、ぼくはあの張り出しの向こうまで移動しますわ!」

と叫んだぐるくん隊長、なんとベールを倒してラインを完全フリーにしてしまいました!

そして、竿を立てたまま一気に磯の上を左の張り出しの向こうまで疾走します。

じゃこび「ま、まじですか!? そんなことしたらラインが根に噛まれて一発でアウトですよ。」

隊長「いやいや、うちなーではベールを使えて一人前のガーラ釣り師なんです!」

まったく驚きました。
浅くて極度に荒い紀州の磯とはちがって、タマン竿くらいで狙うこちらのポイントでは、ガーラは自由に走らせたら沖向きに走るという性質を利用して、ヤバい方向に走られたらラインをフリーにするのだそうです。
紀南の磯なら、その時点でライン根掛かり(注)してしまいそうです。

(注)根掛かりというと鈎やオモリが岩に掛かる状態をイメージしますが、磯でのブッコミの場合、道糸が岩などに当たって角度がつくとそれ以上巻けなくなってしまうライン掛かりが最もやっかいです。とくに遠投するとラインの角度が小さくなるのでリスクが増大します。


何度も何度も張りつかれては巻いてを繰り返すうち、いやーな予感が二人の脳裏をよぎりはじめました。

もしかしてこいつは…

でも、パワーのある横走りするし…

でも、すぐ張りつくし…しかも底に…




どれくらいの時間ファイトしたでしょうか。

ラインの角度からようやくすぐそこまで寄ってきたことがわかりました。

米国製の強力ヘッドランプが闇を切り裂きます!

と、ギャフを構えたワテクシの目前を、一瞬、茶色い物体が身をひるがえしました!

「あ、エイや!」

アカエイに見えました!

しかし、再び底に向かってつっこんでしまい、容易には浮かせられないようです。
ブリザード&アキュレートのタマン最強タックルで、このサイズのアカエイにこんなに手こずるんか!?

チラ見でしたが、あのサイズのエイなら、私たちやまとんちゅコロタマンの40号クラスの並継投げ竿を使えば一気に寄せられそうなものです。

しかし、真下で底に張りつかれしまった以上、竿が曲がりすぎて危ないので、最後の手段です。
ギャフでラインを引っ掛けてとり、ワテクシが皮手袋をして直にラインを引きます。

切れたり外れたりしたら非常に危ないので、これはあんまりオススメできない方法です。

ワテクシも、すぐにカットできるようにハサミをポケットに突っこんで、磯際でエイを引きずりあげます。

が、しかし、確かにこのエイ、小さいくせにやたらと怪力です。

デッドリフトの要領でしっかり腰を入れて、うんぬと引きますと、ようやく海面に姿を現しました。

やはり直径60㎝級のまあまあのアカエイです。

でも、なんかおかしい。。。

そうなんです、下向いたままなんです。

くっそー、馬鹿力めーーっと一気に引きますと、なんと、ちょうど前転するように海面でエイがでんぐり返り、ばったんと白い腹を上に向けました。

すると、なんちうことでしょう!?

ぐるくん隊長自慢の黒光りするフックが、エイのアソコに!?

次の瞬間、エイのアソコが裂けて、フックがワテクシの方へ跳ね返ってきました!

もちろん、この時点ですでにシンカーのすぐ上を確保していたので、仕掛けがワテクシの顔を直撃というリスクは回避していましたが、あまりの状況にアタマが真っ白です。


いやー、さすがうちなーの種馬、エイのアソコのフッキングです。
そりゃー凄まじく走り回りますわな(笑)

みなさん、エイのアソコ、ご存知ですか?
隊長のことですから、当然メスでっせ。
今度釣れたらよく見てみてくださいましwww






もう、この時点でおっさん2人は肩で息をしております。

エイごときにひきずりまわされてしまいました。



「慌てる釣りじゃないし、ゆっくりリカバーしましょう。」

と、隊長は仕掛けを直し、ワテクシは身の回りの武器を整理整頓してから、一服休憩していると…
 
ワテクシのエサ釣り用アクシスの竿先が、勢いよく叩かれているではあーりませんか!?




…続く to be continued...

ヤシガニの伝説!? サンゴ礁の激闘 後編 

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前編より続きます♪

まだ読んでいただいていない方は、まず前編をどうぞ~





















はい、ちうことで、エイとの地獄バトルの後、並んで一息ついていたところ、ワテクシのアクシスに鋭いアタリが出ました!

次の瞬間!


ちゃりりーん!


出ました、必殺のぶっ飛ばし釣法っ!

うちなースタイルのぐるくん隊長も、この豪快な竿発射には大興奮!!

しかし、この竿の先にはチヌバリ+8号ハリスに小さなイカ短がついているのです。
飛び方も、いわゆる軽飛び。
普段の大鈎仕掛けなら、そのまんまカタンと竿尻が落ちておしまい。
はーい、おさわりバーですよーんってとこですが、そこはエサ釣り用仕掛け。
どんなに小さな磯モンでもフッキングしてしまうのです。

それに、軽いといっても35号の投げ竿を吹っ飛ばすのですから、そこそこの力持ちであることは間違いありません!


隊長「飛んだね、飛んだね! タモ要りますか?」

じゃこび「いやいや、これは小さいです。そのまんまぽいーんとブリますわ」


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ひらひらーっと飛んできたのは、なんだか寸詰まりのタマミ!?

30㎝ちょっとですが、ずんぐりしてパワフルです。

隊長に聞くと、こりがシルイユー(白鯛)だそうです。
模様はタマミと似てますね~


じゃこび「いやっほう! 最高のエサが釣れたで~」

ぐるくん隊長「3枚に下ろしてぶっこみますか?」

じゃこび「何をおっしゃる、そのまんま背掛けで泳がせますねん!」

隊長「…。」

あきれる隊長を尻目に、メジカを1匹掛けしていたトカラファイターを上げて、釣れたての30㎝級シルイユーの背中に巨大な曳縄鈎をぶっ刺して、ひゅーーーー、どっぼーーんと大遠投!
20mは飛んだと思います(笑)

が、しかし、ここで大問題。
出発直前にワッシャに細工してチューニングしたシーライン4/0のドラグが固着しているではあーりまへんか。

ま、まずい…

予備に持っているのは非力なシーライン50H、一応ハンドラ仕様ではありますが、これはあくまで玄海200号に載せてドッグファイトを想定したもの。
とはいえ、巨大なガーラにドラグなしちうのも不安です。
ダイナミックピトンとトカラファイターでは、30㎏級の暴走を止められるでしょうか…



とにかく、このサイズのエサなら、後は食いつかれるまで放置プレイしかありません。

えーい、もう面倒ぢゃ、タックルを信じてこのまんま放置ぢゃ!









その後は、ぐるくん隊長にも、シルイユーを泳がせてるトカラファイターにも、まったくアタリはありません。

唯一、エサ釣り用のアクシスの竿尻を軽く浮かしたのは、こちらでいうヤマトビー…

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よーし、これまた最高のエサ確保ー!

そーいえば、かつて釣技団の離島王アイパーボーちゃんに「エサ釣り名人」と笑われたことがありますたwww

本命はどーしたーーーーー!?





ヤマトビーの後はエサ釣り用アクシスさえ沈黙。
ときおりヤシガニがイタズラにくるので、いちいち追い払わなければなりません。

すると、ぐるくん隊長がこんな話をしてくれました。

隊長「この島では、釣りに行く際にヤシガニと会ったらデカいのがアタると言われています。実際、自分も前回はヤシガニを見た後ラインを200m出されるガーラらしきヤツにいかれました。」

じゃこび「ほーっ、ほな、こんだけ何度もヤシガニがうろつくとなると、50㎏級のガーラあたりが来てくれないとねえ(笑)」

隊長「来ますよ。島のジンクスは当たりますから」

じゃこび「ほな、ぼくのに来ますね。内地では『ラスイチのじゃこ』と言われてますからね」



大ぼらをかましたので、なんとか来てほしいものですが…

10分たってもマンダム…





20分たってもマンダム・・・





もう、あと1時間ほどで潮が下げて、ポイントの水深が1mほどになってしまいます。
最後のチャンスです。
なりもふりも構っていられません。

エサ釣り用のアクシスにも、40号ハリスを巻いたビーク鈎を結び、イカ短冊3枚掛けで放り込みますが…













30分たっても・・・













ちゃりちゃり、がっちゃーんっ!




出たーーー!




年に一度あるかないかの超高速発射です!

ものすごい速度でぶっ飛んだアクシスが、最強一脚トップの上で海面と平行になっております。

不思議なことに、竿は叩かれることなく、きれいに一直線に静止しています。



が!?












うぃーーーーんっ!








とんでもない速度でスプールが逆転しております。

当然ですが、ドラグはガッチガチに締めてあります。


じゃこび「うっしゃあ、キターーー!」

隊長「本当にキターーーー! さすがラスイチのじゃこさん! え、ドラグ出てるの!?」

即、左手で竿尻を下に押さえ、緩んだ尻手ロープのカラビナをリリース。
この速さ、確実さはじゃこ式ショート尻手の特性です。

ちなみに、もう一つの特性はダッシュしたサカナのカンヌキに百発百中で鬼フッキングすることです。
ドラグ絞め殺しでラインと竿が一直線になるため、竿の軟らかさやラインの自由はまったくなく、泳力のあるサカナほど自らの泳力が仇になって、ものすごい衝撃でフッキングするのです。
このシステムでフックアウトすることはまずありません。
抜けるのは、移動量の大きい長い尻手で飛ばした時です。




講釈はそれくらいにしましょう。

問題は、念願の鬼アタリが周到に準備したトカラファイターではなく、エサ釣り用のアクシスに来てしまったことです。


な、なんでじゃーーー!


後悔していても仕方がありません。
きっとこれがマーフィの法則とやらなんでしょう(笑)

強引に竿を起こすと、とんでもないパワーで沖に走る敵をダイレクトに感じることができました。
ドラグがまったく役に立ちません。

ケガの予防のために薄手の3本指出しグローブははめていたのですが、怖くてスプールを押さえる気にはなれません。

ならばドラグノブを締めつけてみようと、真上からぐっとノブを押し込みながらつまむと!?


あっちいいいいっ!


火傷してしまいます。

トーナメントの樹脂のドラグノブとアルミスプールは、発熱して素手の指では触れません。




が、しかし、ここで敵の突進はどうにか止まりました!






うっしゃ来い~!


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珍しく本人登場(笑)
激闘のさなか、ぐるくん隊長が撮影してくれました。

これはまさに、千載一遇のチャンスにゴリ巻きをかけているところであります。



しかし、ポンピングしてもなかなか寄りません。
相手は半端なくデカい、そして重い!?

隊長「ガーラかな、タマンかな?  すごい引きますね。」

じゃこび「いや、ぜったいタマンじゃないです。タマンなら1m軽く超えてます。巨大なエイかガーラ…沖に向かって一直線ですね。」

隊長「ヤシガニ伝説は当たったなー。」



さあ、あとは、どうやってアクシスでこいつをやっつけるかです。

たった150m弱しか巻いていないライン、50mほどの投点から思い切りラインを出されて、もうスプールの底が見えていましたが、なんとかポンピングを繰り返して20mほどラインを取り返しました。

しかし・・・





ぐっ

ぐっ

ぐっぐ~~


いやーなきしみ音を立てて竿が絞り込まれると…


じじじぃーーーーっ!

と、またラインを持っていかれます。

延々と続くかとおもえるほどの緊迫感。

敵はまったくバテている様子はなく、その気になればどこまでも走れそうな重量感を伝えてきます。






いままさに、南海のバケモノと100mのナイロンラインを介して正対しているのです。
これぞ鳥肌もの、これを超える興奮などあるのでしょうか。

長い時間がかかるファイトなので、いつになく冷静に構えていられます。
ラインが残り少ないので、怒らせて暴走させたくありません。
できるだけ慎重に、ゆっくり大きくポンピングします。

「た、隊長、ぼくのバッカンの前に置いてある皮手袋とってください。」

「了解! あ、これね!」

ぐるくん隊長がすばやくフォローに回ってくれます。




何度も短い出し入れをしましたが、ついに奴が揺るぎない突進にはいってしまいました。




ぐっぎぎぎぎーーーっ


じじじじじぃーーーーーっ



アクシスが軋み、トーナメントがラインを吐きます。

ダメだ、あと20m、10m、もうスプールの底が光っています。

えーい!

皮手でスプールを押さえにかかります。


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ぐぐぐぐぐっ





止まれ!








止まれ!!










ぐぎぐぎぐぐぐぐぐぐぐっ!









止まった!






ぶつっ・・・



くっそー、切れた!




「あ、だめか!?」

「切られました。14号のNAじゃ無理でした。くっそー」

完敗です。

なんでアクシスに来るかな…





はい、どう考えても判断が甘すぎました。

アクシスはとっとと片づけて、南海のバケモノだけに照準を合わせておくべきでした。

未熟です。




いやー、それにしても、エキサイティングなワンナイト・バトルでした。
本当に楽しかった。
ありがとう、ぐるくん隊長!

きっとまた竿を並べましょう。
ワテクシはまたこの島に帰ってきます♪

離島ぶっ飛ばしの旅、敗れましたが、最高でした。
また紀南で修行して、きっとリベンジしてやります!

うっひょーーーーうっ、待ってろバケモノ、ガーラ、GT、ウルーア(/・ω・)/

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都市伝説? 泉南の大キス!?

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離島から帰り、血事に追われ、少ない自由時間で釣具を片付け、ドラグ不調に陥ったシーライン4/0を全バラして復旧し…

天気予報を見ればまたすぐ梅雨前線が登って来るとか。
土日は血事だしなー…

で、昨日は珍しくはやくあがれる気配だったので、こそーりクルマに道具を積んでおいて(笑)

予定通り17時過ぎにお血事から脱出!
Tポートへ一目散!!





ワイシャツ姿のままお店に入ろうとすると、デカい人影が入口を塞いでいます。

くろちゃん「あ、じゃこさん、いらっしゃいませ!」

じゃこび「まいろです♪ ちょっとはやあがりできたんで、ぶらっと夕涼みでもと思てw」

くろちゃん「川ですか?」

じゃこび「うーん、川、遠いしなあ、めんどくさいなあ。この辺はどう? 泉南で尺キス釣れへんかな?」

くろちゃん「いや、アソコとかアソコでけっこうな型のんが出てるんですよ。キス大物賞のほら、このお客さんとか…」

じゃこび「ほー、例のアソコね。よさ気やね。ほんでほんで?」

くろちゃん「あの辺から〇〇狙って××の周りへ▽△くらい投げてですね…」

じゃこび「なーるほろ、よし、ソレで行こ! もう尺キス釣ったも同然や!」

「あ、ティロリ1000円だけちょうだーい♪」

そうなんです、ワテクシ、まだ小さなオオモノ、尺キスもあきらめていなかったのであります。
しつこいじゃこびっち♪




ちうことで、くろちゃんに超専門的なアドバイスを受け、ぴちぴちのエサと人間のエサを買うて、のーんびり黄昏の国道26号線を南下します。

やっぱ故郷の浜はええなー♪

日没後の残照の頃に現地着。
いそいそと砲撃戦の準備をします。

今宵は超ライトタックル!
竿はダブルハンドのルアーロッド。
取り込みを考えて長めの390と少し硬い330の連装砲。

リールはアオリマチック4050にPE1号+NA5号5m。
8号の中通しオモリで作ったL天秤に、ケン付流線10号+ハリスフロロ3号を50㎝の1本鈎。
うーん、シンプル(笑)

これでケミホタルつけて、投げ竿とはぜんぜん違う投げ方でフルスイング!

こーゆーのも楽しいですねっ(≧▽≦)



で、とりあえずメシ♪

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残念ながらヘッドランプめしになっちゃった↓

カレーパンとコーヒー牛乳♪
ホシを待つ張り込みのデカはかならずこのメニューでした。
さらにベテラン刑事になると、アンパンと牛乳です。
今宵はライトタックルのキス狙いなので、カレーパンセットでありますw


しかし、くろちゃんに教えてもらった必殺ポイント付近にはエギンガーがピッピッ、ピッピッとやっておりますので、少し離れたポイントで意外性に賭けるって感じです。

気持ちの良いドラグぶっ飛ばしアタリは出ず、くいっくいっといやーなアタリでアナゴが連発。
おいしいマアナゴですが、今夜はお呼びではありません。

一発、短くドラグを鳴らすアタリが出ましたが、どうせアナゴが身をよじったんだろと放置。
しばらくたって巻き上げると、15㎝級のピンギス…OTL




アナゴを7本釣ったところで(ここはマアナゴの夜釣りには最高ですw)、エギンガー軍団が移動していかれました。

よしよしと、ライトタックルのメリットを生かしてさっそく必殺ポイントへ移動。
教えてもらった辺りを2本のルアーロッドで砲撃しまくります。

と、右側に置いていたオリムのシーバス390の細くて軟らかいトップがぐいーーーっと舞い込み、次の瞬間、じゅわじゅわじゅわっとアオリマチックが鳴きました!




オォォーーー!! w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!!




こりゃあどう見てもナガモノではありまへん。

でーいと合わせると「ぐりぐりっ」とおしとやかな感触。

あの美女に間違いありません。

そーっと抜きあげると、とってもグラマーな20㎝級!

おるやん、おるやん♪



しかし、ここで頼みのティロリが残りわずかであることが判明。
夜釣りだとつい大きめにエサをつけてしまいます。

あと、ここはとにかくフグがえぐい。
さすが泉南!
いけちゃん級の速射砲で打ち返さないと、すぐにハリスごとやられてしまいます。

ヒジョーに面倒ですが、不承不承にマシンガンキャスト!
まあ、手投げなんで、何発投げても知れてるんですケド(笑)





20㎝やそこらのキスなら、そりゃまあ泉南でも釣れますわな。
でも、昔からこの海岸で遊んできたワテクシなんかからすると、最近ときおり聞こえてくる25㎝超級なんて、自分で実物を釣るまではなかなか信じられません。

ですが、もし25㎝超級の群れが(小さい群れでしょうケド)あるなら、尺上だっていないとは限らないのです。

秘策、ライトタックル、軽いオモリ、フッキングのよい仕掛け・・・

あとは、フグ地獄をいかにかわすかです。

わりとこまめに打ち返し、11ftのミスタードンを竿受けに置いた、その時です。


コンコンっ!?


じゃわじゃわじゃわーーー!





オォォーーー!! w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!!





こりはデカいキスに違いありません!




うひょうひょうひょひょ~♪




軟らかい竿にPEですから、ごんごん引きが伝わってきます!

悦び勇んで、しかし、慎重に寄せて、そーっと抜きます。














出たーーー!

ほんまに泉南にデカキスおったがなーーー♪




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で、まあ、ちょうどエサ切れ、やっぱラスイチのじゃこびっちwww

まー尺には寸ほど足りなかったんですが、納得の1本でした!

おうち帰って検寸してみたっす↓

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ちょっと鼻が出てしまってますが、27.5㎝くらい(/・ω・)/

Tポートへ持っていけばけっこうな順位になるよーw

でも、もうお血事さ(泣)

WEB申請させてくり~(笑)




それにしても、どーです、ライトタックル夜投げ(^^♪

大きな遠征も楽しいけど、これはこれで手軽で楽しいよ~(^O^)



それから、今回はビッグガイくろちゃんのアドバイスがばっちりハマりました!

ありがとう、くろちゃん、あそこで一発、ほんまにキタよーーー(/・ω・)/


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