ぇびばれキンポコ~
うーん、なんか私がやっても決まらんなあ…
このところ不安定なお天気ばっかですねえ。
明日も雨みたいですなー
仕方ないからリールをばらばらにwww
80年代ダイワの傑作、プロキャスターシリーズとその派生モデルであるウイスカー磯遠投です。
手前が最廉価版のプロキャスターST8000D、中央がウイスカー磯遠投SS8000、奥がプロキャスターGS8000。
ほぼ同じような構造を持っていますが、お値段が違いました。
よく覚えていないんですが、奥のGS8000は中学生の頃に親父に買うてもらってから、つい数年前まで第1線で働いてくれていて、当時たぶん1万円前後だったかと思います。
最終的には3機揃えて、替えスプールも3個持ってます。
手前のST、つまりスタンダードという名のロアグレード版は、当時5千円ちょっとだったと思います。
コリは最近手に入れたんどすw
ナニが違ったかというと、GSのボディ&ローターはマグネシウム合金製で、100gほど軽かったのです。
ところが、その後発売されたウイスカー磯遠投になると、たぶん2万円前後?
ボディ&ローターは樹脂製で、さらに軽いし、ボールベアリングがたくさん入っています。
でも、ちょっと荒っぽい釣りに使うなら、重いけれどアルミダイキャストのSTじゃない? と思いまして(笑)
GSや磯から、ハンドルやらボールベアリングを移植してやろうとスケベなことを考えたわけですwww
こりがSTぢゃ!
ST8000DのDはドラグのDです。
ダイワの投げ専は、プロキャスター7000以来ドラグレスが主流で、カゴ釣りやら何やら万能に使う派のために、同じプラットフォームでドラグを装備したモデルを併売するという手法を長らくとっていましたよね。
しかし、コロ釣りなんかに使おうと思えばドラグ付がいいです。
だからこの最廉価版でも十分さ~♪
ちなみにこりはGSのスプールを装着しております。
スプールの互換性はダイワの美点ですね。
で、ばらしますと、ボディは3枚におろすタイプ。
円筒カム複軸式、3機種とも同じ機構です。
記念すべき、ダイワ初の完全平行巻き。
シンプルで軽量で整備しやすい、いいシステムです。
弱いけど…
で、以前、釣り場にリールを持っていくのを忘れたときに中古を買ったポンコツなウイスカーからボールベアリングを移植しようと思ったら…
なんと、直径が合いません。
しょうもないところで互換性を排除してやがります。
でも、ごらんのとおり、STのハンドルの軸受には、カーボン樹脂製のカラーが装備されていました。
これで十分です。
というか、メンテや耐久性、強度、いずれを考慮しても、こっちのほうがよさそうです。
スワップ中止!
ウッドノブがついた磯遠投のハンドルにスワップしてやろうとも試みたのですが、なんとメインギアに穿たれた穴、つまりハンドル軸を突っ込む穴の形状が違いますた。
どーしてそーゆーしょーもないとこにカネをかけてるんだ?
ぜーんぶ共通でナニが不自由なんぢゃ?
同じ部品で済むんだからコストダウンにもなるんじゃないの???
ま、べつにどーでもいいんですが(笑)
磯遠投のアーチ状のアームに挟まれたごついセラミックのラインローラーにスワップしようとも思ったんですが、十分な強度がありそうだし、使いやすそうなローラー形状なので、これまた中止。
なーんや、移植するとこないやんか!
てか、STの方がシンプルでええがな(笑)
ドラグノブやら…
スプールは互換性がありますから、それで十分なのかもしれません。
だとしたら、値段の差は「重さ」くらい…?
置き竿しかやんないおいらにはかんけーないもんね。
最近のリールはぜんぜんわからんのですが、精密機械ですよね。
グレード違うとぜんぜん違うんかな?
ま、それもどーでもええんですがね(笑)
それにしても、このプロキャスターは本当に使いやすい名機で、フツーの投げ釣りには十分です。
ただ、少しライトな仕様でして、ドラグ耐力8kgとアンダーパワーなのです。
だから、コロタマの主力にはならないなーとお蔵入りさせてたんですが、STを安く買うたので、ちょっと引っ張り出してきたっちゅうわけです。
そんでね、いじくりまわしていると、このメタルボディにシンプルな機関の組み合わせの良さが実感できました。
これ以降のスピニングとは別物です。
アルミダイキャスト時代の最後のリールとでもいいましょうか。
また、遠投用はこの後ロングストロークが全盛となっていきますが、実用を考えると25㎜しかストロークがないこいつでもそんなにそん色はないと思いますし、むしろライントラブルが少ないなど美点も多いような気がします。
無駄に長いシャフトで強度を損なうこともないし…。
あ、いかん、毒ばっか吐いてしまうから、今夜はこの辺でお開きにしまする~。